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2008年3月の33件の記事

ご協力を!

2009年9月18日(金)は何が行われる日か知っていますか?
北海道音楽教育研究大会(略して全道音研)空知大会の日です。
日程まで決まっているのに、残念ながら知らない方が空知の仲間にたくさんいます。
そこでみなさんにお願いです!
私も頑張って宣伝していきます。
みなさんも一人でも多くの空知の仲間に伝えていただけませんか?
そして、みなさんが伝えた方からさらに次の方へと伝えていくことが大会を成功させるためにぜひとも大切なのです。
みなさんのご協力がなければ何も進みません。
ご協力をお願いしますnote

とりあえず研究部では、この全道音研に向けての第1回目の学習会を4月中に行う計画です。
現在日程や場所を検討中です。
決まり次第全部の学校に案内文書をFAXしますので、この件も宣伝してくれるとありがたいです。
最初の学習会の内容はみなさんの悩みや願いの交流を中心に考えています。
空知の現状を把握し、そこから研究を始めたいからです。

このブログも内容に偏りがあるかもしれませんが、空知の仲間にどんどん伝えていってください。
全道音研の取り組みの様子もこれからは多くなっていくので・・・。

適齢適所

「敵は我に在り」という本を高校入試合格発表の日に買ってきて読んでいます。
プロ野球チーム楽天の監督、野村克也さんが昔に書いた本です。
野村監督の言葉に「長島が太陽の下で咲くひまわりなら、俺は月の光に照らされて咲く月見草」というのがあって私はこの言葉が大好きです。私も月見草が似合っているのでmoon1

さて、その本の中に「適齢適所」という言葉を発見しました。
現在私は43歳。残念ながら一つのことに集中して取り組める時間が短くなってきています。若い時のように集中力が持続しないのです。本を読もうと思ってもある程度の時間を超えると目がかなり疲れて肩もこってきます。勉強する時間が短くなっています。人の話をじっくり聴く集中力も落ちてきているし、人の前で話をする時や文章を考える時にとっさに言葉が浮かんでこない時があります。
昔の自分はすごかったのかな、なんて思うことがありますがそれを嘆いていてばかりいても仕方ありません。
過去の水準を保ちえないのであれば、いかに年齢に応じて自分の持っている能力を生かしていくか・・・そのことを考える方が大切です。
数年前からそのことに気づいて実践していたところ、野村監督の言葉に出会ってうれしくなりました。
集中力が持続しないのであれば、ためた仕事を一気に終わらせるのではなく、先を見通して毎日こつこつと計画的に進めればいい。先を見通す力は若い時に比べて数段優れていますから。
たくさん文章を読めないのであればトイレに行った時や寝る前のほんの少しの時間をも利用して目を休める時間を作ればいい。話や文章が出てこないのであればメモをためておくようにすればいい。どの本のどの部分に自分の必要な情報があるかだけを覚えておくようにすればいい。そして書くことを面倒くさがらないで鍛えればいい(このブログのように)。
これまでに培ってきた様々な経験からどう動けばよいのかはしっかりと身についています。年齢に合わせてそれをうまく利用していけばいいんだな、と考えています。
どんなに頑張っても、若い人たちの発想や行動力にはかないません。だからこそ、若い人たちの話に耳を傾け刺激を得ることを大切にしていこうとも考えています。今の自分がどこまで通用するかを時々試しながらです。若い人方の発想や行動力、そこに私の経験が加わればすごいことになると思いませんか?
まだまだ私自身を生かす方法はいくらでもあるのです。

そうしないと、私は「置き換えられる人間」となってしまいます。
置き換えられることができる人間、スペアがきく人間になってしまっては今の世の中簡単に捨てられてしまいます。
利潤優先、効率優先の今の世の中、そんな状況になっていませんか?
本来であれば、「人間一人ひとりはかけがえのないもの」と考え、社会が一人ひとりの人間を育てていかなければならないのですが・・・。
何かをしてもらおうとするのではなく、自分で自分の価値や能力を発揮できる状況を創り出していかなければならないと思うのです。
そのためにはやっぱり「意欲」が大切なのかなあ・・・。
よくスポーツ選手の中に「自分らしくやれればいい」という人がいますが、私からすると残念ながらその時点で負けています。
自分らしく、ということは現状で満足していること、自分から抜け出せないでいることの証拠になると私は考えます。
そうではなく、一歩を踏み出すこと、自分らしさを脱ぎ捨てて常に新たな可能性にかけること・・・そんな勇気を持ちたいものです。
何かに「夢中」になって取り組んでいればきっと見えてくるものがあると思います。

年齢的にはきつい時もありますが、自分の求める理想を常に抱きつつ、まだまだ自分の可能性を求め続けるつもりでいますpunch

そうじ

一気に疲れが出たようで・・・マッサージに行ってきました。
それにしても自分がこんなにも肩こりになるとは思ってもみませんでしたsweat02
フラフラするんですよdown

さて、新年度を迎えるにあたって職員室の掃除、自宅の掃除に取り組んでいます。
あまりにも忙しくて部屋がゴミ箱のようになっていたので・・・dash
ほこりもたまっていたようで、掃除をすると何となくくしゃみが出ます。
本棚も必要な本はすぐ取り出せるよう手前に置いたりしました。
すっきりした部屋でだと、何となくやる気も出てくるというのが不思議ですshine

昨年のこの時期はとにかくオペラを見ていましたnote
探していたショスタコーヴィッチ作曲「ムツェンクス郡のマクベス夫人」の海外版DVD(ロストロポーヴィッチ指揮)が手に入ったからです。残念ながら女性の方にはオススメできませんが、こんなにも退廃的な内容を音楽で表現できることに驚きでした。
そして、ベルク作曲「ヴォツェック」。これも欲しかったブルーノ・マデルナ指揮のDVDが出たので・・・。出てくるのはごく一般の市民。その人たちがほんの意地悪や悪さを犯していく。でもそれが最終的に大きな悲劇、絶望となって・・・。ものすごく暗いオペラです。この深い暗さを表現するには12音技法しかないのかもしれません。見終わったあとに「そんなに悪いことをしていない人間がどうしてここまで追い込まれなきゃならないんだ!」という理不尽さを覚えます。
次に、ヴェルディ作曲「オテロ」。これはみなさんおなじみだと思うので・・・。人間、ここまで人を陥れることができるのかということに対して怒りを覚えました。簡単にだまされる方もだまされる方だけれども・・・。英雄と言われる力強い人でも、ほんのちょっとの心の隙につけ込まれるとこんなことになるんですね。人をだましてはいけないし、疑ってはいけない・・・ということかな。的外れかもしれないけど。
そして、ヴェルディ「椿姫」。ネトレプコというソプラノ歌手がすばらしい歌と演技を見せていました。揺れ動く女心、華々しい生活から次第に衰弱していくまでの様子、好きな人と出会っているときの明るい表情heart02などをあんなにも的確に表現していたのを見たことはありませんでした。

「オテロ」「ヴォツェック」「椿姫」は違う演奏のも見たので本当にオペラ三昧の日々でした。
仕事はもちろんしていましたよcoldsweats01
ただ、仕事にばかり追い詰められるとこんな余裕もなくなってしまいます。
どこかに新しいものにふれ、感動できる余裕を持ちたいものですね。

相手から見ると・・・

昨日の保護者との飲み会で聞いた話です。
転入生ですから前の学校の担任の話というkとなのですが・・・。

担任の先生が家庭訪問に来たときのこと。
その担任の先生は、お母さんの話の合間合間にあいづちを打って聞いていたそうです。
ただ、その相づちのタイミングが気にかかると。
話をしている最中に頻繁に相づちを打たれたので、ちゃんと話を聞いていないのではないかと感じたそうです。
しかも悪いことに、お願いしたことをやってくれなかったと。
「あなたの話を聞いていますよ」というサインのつもりが逆に不信感を募らせる結果となったのだと思います。まずは話をしっかりと聞いてから反応することが大切なのですね。
また、「は~い」と間を伸ばしたり、速いタイミングで連続して発せられた「は~い、はい、はい」も気になったと言っていました。

そして家庭訪問の帰り。
その先生は靴を履くとそのまま玄関の戸を開け、後ろ手で閉めて帰ってしまったそうです。
結構な勢いで閉めていったらしく、戸は30センチくらい開いたままとなってしまいました。
そのあと、お母さんが玄関の戸を閉めたそうです。
きっと急ぐ用事があったのでしょう。
でも、靴を履いたあとは向き直って「お忙しい中ありがとうございました」とお礼を述べ、戸を開けて外に出てからもう一度保護者の方の顔を見て「失礼します」と言ってから戸をていねいに閉めたいものです。

このように私たちの一つひとつの行動は保護者の方々にしっかりと見られています。
ちょっとしてことで信用されたり、不信感を招いてしまったり・・・。
自分の行動が相手にどのような印象を与えているのかを考えて行動したいものです。

キャンディード

久しぶりの投稿です。
記事が更新されないからと、私の体調を心配してメールをくれる方もいました。今まで毎日のように更新していましたからね・・・。でも、ありがたかったです。
更新できなかった理由は、飲み会が入っていたことと2日間にわたるブログのメンテナンスのためです。

さて、BSハイビジョンの番組表を見ると「キャンディード」が放映されると書いてあるではないですか!作曲者であり、指揮者でもあるバーンスタインが「ウェストサイド・ストーリー」と同時期に作曲したミュージカルです。
序曲は演奏される機会も多く、これまでも何度か耳にしてきました。
元気いっぱいの賑やかな始まり、踊り出したくなるような旋律のアクセント・・・楽しくなる曲です。でも、これまでミュージカル自体を見たことはありませんでした。
見た感想は・・・本当にミュージカル?です。
音楽劇のような、それでいて発声をわざとオペラ的にして目立たせた登場人物がいたり、そうとも思えば地声から旋律に入るミュージカルの要素があったり・・・。
一つの種類のおさまりきらないような感じでした。

「キャンディード」は18世紀フランスの小説家ヴォルテールによって書かれました。
劇には、ドイツの哲学者ライプニッツをもじったパングロスという登場人物が出てきます。
この世界は神によってつくられたのであり、悪い出来事もよい出来事もすべてはバランスを保つために神の考えた必要なこと、という「永遠調和」を唱えた哲学者です。
劇中、「すべての出来事は最善」という言葉が結構出てきます。
1755年リスボンで起きた大惨劇を目の当たりにしたヴォルテールはライプニッツの「永遠調和」という楽天主義に対して批判を投げかけています。それが「キャンディード」という劇の内容に生かされているようです。「カラマーゾフの兄弟」にも取り上げられています。

今回初めてミュージカルを見て序曲が遅いこと、そして序曲に出てくる旋律がそのあと頻繁に出てくることに気づきました。序曲と劇の進行が密接に結びついているのです。
序曲だけ聴いているときには早い演奏がいいな、と思っていたのですが・・・。
ミュージカル全体を通して聞いてみると速すぎてはいけないのだと思いました。
風刺をこめたとげとげしい笑いを表現することが大切なのでしょう。
昔、PMFでサンティという指揮者がロッシーニの序曲を抑え気味に演奏していました。
最初は疑問だったのです。
でも、聞き終わって仲間と話をしているうちに序曲はオペラ全体の中の一部分という考えで演奏していたんだということに気づきました。

長くなりましたが・・・「キャンディード」はおもしろいですよ! 

良薬口に苦し

新年度に向けて具体的な動きが出てきていることでしょう。
会議の中ではいろんな立場から意見が出てきます。
そこに所属している人間の数だけ違いが出てきて当たり前。それなのに、ついつい同じ考えの人を大切にしたり、違う考えの人を疎んじたりしてしまいます。いろんな人がいるのは事実ですが意見は意見です。
意見の違いでしかないのに、好き嫌いまでそれで判断しようとする・・・。
それだけは避けたいものです。
自分にとって「厳しいな」と感じる意見でも一度は受け入れてみましょう。
私も苦言を述べる方は大の苦手です。
でも、経験から苦言を呈する方の意見を受け入れて助かった率の方が多いことを知っています。だからこそ、あえて言いたいのです。
相手の方だって勇気を振り絞って伝えているのかもしれません。
いったん受け入れてみて、そうじゃないと感じたときに初めてその人の考えを退ければいいことだと私は考えます。中には相手を困らせようということばかり考えていたり、他の人よりも目立つことだけを考えていたり、全く何も考えないで思いつきだけという方もいるからです。

同じ意見の人ばかりの時は確かに楽です。
だって、私が発するすべて意見に「あなたの考えは最もです。」と賛成してくれるのですから・・・。ですが、そういう時はかなり危険度が高いです。
自分と違う意見があって当然。
しかも、そちらの方にこそ見落としてはならない大切な何かがあると考えてみることが大切です。

理想って?

天気のよい日が続いています。
遙か彼方の方を見ると、何となく羊蹄山やニセコ方面のような山並みまで見えます。
方角的にはあっているので、もしかしたら本当にそうかも・・・と一人で感動していました。
最近は樺戸山に落ちる夕焼けもきれいだし、朝5時30分頃に樺戸山の反対側の山から顔を出す日の出fujiも美しいです。
日の出に照らされて白い雪が一層輝いている樺戸山。
澄み切った青空。
そして夜は光り輝く満月fullmoon
白鳥と真雁のV字型飛行。
毎日毎日外に出るのが楽しみです。

夕焼けも日の出も満月も、その美しさは私の心を感動させてくれます。
手を伸ばせば届きそうな気がします。
でも、それを手に入れようと必死に手を伸ばしても届かない・・・。
しかし、求めるものはしっかりと自分に見えています。
さらに、手を伸ばして求めるべきものがあるその方角もわかっています。
その求めるものに少しでも近づこうとあきらめずに向かい続ける。
「理想」というものはこういうものではないでしょうか?

念願のウトナイ湖へ

昔から行ってみたかったウトナイ湖notes
意を決して行ってきました。浦臼から2時間、意外に近かったです。
行こうと思ったきっかけは黒鳥が長沼に来ているとニュースで知ったことと満月を背景に飛来する真雁の写真を今朝の朝刊で見たからです。
「もしかしたらウトナイ湖に黒鳥がいるかも!」と期待に胸はずませていったのですが・・・残念ながらいませんでした。でも、一度行ってみたかったウトナイ湖に行くことができて満足です。
写真はマイフォトにアップしました。よかったらお立ち寄り下さい。

帰りに早来で「芋焼酎」とたくさん「のぼり」を出しているお店を発見しました。
お店の名前は「西田商店」sign02
何か縁を感じてついつい寄ってしまいました。
限定品の焼酎を手に入れてさらに幸せな気分に浸っていますbell

昔の話に花が咲く

昨日は共に浦臼中学校で働いてきた仲間との飲み会でしたbottle
よく飲みに行く人だと思っていませんか?。これでもかなり減ったんですよthink。とにかく私は人と話をするのが大好きなので・・・。
退職した方、転勤した方、これから転勤する方、残留する方eye・・・。昔話に花を咲かせ、現状の悩みを語り、共に励まし合うという楽しい会となりました。
諸般の事情で残留組になってしまった私は、結局一緒に働いた方々をすべて見送る立場となってしまいましたcoldsweats01
いまだに昔の仲間とこうして集まれるって実はすごいことなのかもしれない、と感じているところです。「もう一度あの人と会ってみたい、話してみたい」そんな気持ちにさせてくれる出会いって大切にしたいものですheart04

その中で「もう一度先生と一緒に働きたい」という発言があり、驚きと共にうれしくなりました。
私は短気で、言いたいことを強い口調で言い、自分の考えている方向に強引に持っていこうとする・・・あまりいい人間でないような気がしますdash。「一緒の職場で働きたくないNO.1」、自分で自分のことをそう思っています。そんな自分に対して本当にもったいない言葉、そしてまじめにそんなことを思ってくれる人間がいるということが驚きでした。
本当にありがたかったです。
その人の思いに応えられるよう自分ももう少し頑張ってみようという気持ちを強く持ちましたshine

私には理想とする教職員集団、子どもたちを含めた学年団、仲間関係があります。それは芦別中学校での新卒の4年間です。連帯感、助け合い、認め合い、やさしさ、子どもと向き合う真剣さがものすごく強い学校でした。たくさんのことを勉強させてもらい、そこで働くことがとても楽しかったのです。今の私があるのもそこでのすばらしい出会いがあったからこそです。転勤してもそういう学校づくりをする、それが私の目標ですgood
「あの学校にはあの先生がいるから大丈夫」「さすが○○先生の指導」「○○先生であの学校はもっている」・・・よくこんな話を聞きます。でも、たった一人の人間が頑張ったからといって学校がよくなるわけでも、変わるわけでもないのです。指導方法のは違いはあっても子どもへの思いを共通化させ、そこで一緒にはたらいているメンバーがそれぞれのよさを出し合って連帯し、子どもたちと真正面から向き合うことで初めてすばらしい学校ができあがります(自分の地位を守るために他の先生を批判する学校、最低です)。
その人も私と働いていた時期を理想に学校づくりに燃えているのが伝わってきました。私が理想として一生懸命やってきたことが相手に伝わり、それに影響された方がさらにそれを次の学校で伝えていこうと取り組む。
ありがたいことです。私の存在意義も少しはあるのかな、と。
でも、もしかしたら・・・影響というよりは私にだまされて勘違いしているだけかもしれません・・・。その勘違いが大事で、勘違いして共に動いてくれる方が増えることを信じているのは事実なんですがねhappy01

月のものすごくきれいな夜でしたfullmoon。白鳥たちも田んぼのレストランで食事していました。

卒業式の思い出

数年前、私が1年生の担任を持っていたときの話です。
「3年生にとっては一生に一回の中学校の卒業式。みんなが3年生になったら卒業生の気持ちってわかるよ。でも、それじゃあちょっと遅い。3年生の気持ちになってみようよ。そして、3年生に喜んでもらえるよう最高の式にしよう!」これを何回も繰り返して卒業式の準備に取りかかりました。すべてはお世話になった3年生のためにです。
その必死に準備する在校生の姿を目にした3年生が泣き出しました。あまりにも突然だったので「どうしたの?」と聞くと「自分たちは過去の卒業生に対してこんなに心をこめた取り組みをしてこなかった。そんな自分たちのために在校生がこんなにもしてくれるとは思ってもみなかった。自分たちはこんなにしてもらう資格がない。恥ずかしい。」と泣くのです。
自分たちが卒業生という立場になって初めて過去の卒業生の気持ちがわかったのでしょう。そして、それまでの卒業生に対して心を尽くしてこなかった後悔の念が一気にあふれ出たのだと思います。
その学年が在校生の時、適当に手を抜いて装飾を作ったり、仕事をさぼって部活をしたり、そんな感じでしたから・・・。
でも、自分たちが卒業する段階になってそれがわかったのはすごい成長だと思いました。わからないで大人になる人たちだってたくさんいるのですから。そして、そういうことを考えるきっかけを作った在校生もすばらしいと思います。心にふれる取り組みだったからこそだと思うのです。
相手の立場になって考えることができる子どもたちを育てたいですよね!

自分でいうのも何ですが、本当に一生懸命に取り組んでくれた子どもたちでした。「心を尽くす」ということ」をあれだけわかっていた学年も珍しくありません。今年の卒業生も2年生の時にはすごい卒業式を演出してくれたので、私はそういう子どもたちに巡り会うことができる幸せ者なのでしょうheart01

心配される方が結構いるので・・・突然ですが・・・たとえ私の生活から子どもの音楽の授業に直接携わる部分がなくなったとしても、音楽科教育に対する情熱は消えません。直接携わることができないからこそ、情熱がさらに燃えることだってあると思います。音楽がなかったら私はここまでならなかったと思うので。シューベルトの「楽に寄す」が自分にはぴったりです。知っていますか?

さて、これから浅田真央選手の試合をじっくり見ますnotes

機器との格闘

今年の2月、今まで使用していたテレビが壊れてしまったので新しい物に買い換えましたtv。地デジ対応の機種です。浦臼はバッチリ地デジが入るので、地デジ放送を見たときの驚きと言ったらsign03今までの映像は何だったんだろうと思ってしまいました。
アンテナを一切買い換えなくてすんだのですが・・・そのしくみはよくわかりません。地デジ対応のアンテナが必要だとてっきり思っていたので得した気分です。
「地デジを録画するんだったらデジタル録画できるDVDも買った方がいいですよ」という店員の薦めもあって東芝の機器を買いました。とりあえずハードディスクにとっておいて、それから必要なものだけをDVDに録画できるのでよかったと思っています。
ところがsign01
この機器で録画したものを他の機器で見ようと思ったらエラー表示が出て見ることができない・・・down。いや~、分厚い説明書をじっくり時間をかけてみてみました。
すると、私がDVDに録画した番組は1回しかコピーすることができないようにプロテクトがかかっていたみたいです。「CPRM」というコピー防止機能です。おまけにVRモードでしか記録できないということもわかりました(一般のDVDはVideoモードで、これだとどの機種でも共通して見ることができるのです)。
録画した機種でしか見ることができない・・・ショックでしたsweat02。新しくなって機能が充実したものの、かえって使いにくくなったような感じでしたpig
途方に暮れてインターネットで調べてみると・・・なんとsign02VRモード対応のDVDプレーヤーがあるじゃないですか!!しかも5000円で!
用事で滝川に行く機会があったのでヤマダ電機に行くと・・・ありましたfuji。その機器が。ポイントがたまっていたので、それを買うことにしました。これで大きいスピーカーのある自分の部屋でも視聴することができます。
録画したバレンボイム演奏のベートヴェンソナタ全集を堪能することにします。
それにしても、機器が次々と新しくなっていき、人間の方がそれについていくのがやっとの時代ってどうなんでしょうか?
私と同じ思いをしている人、今せんか?苦労した分、助けることができる部分もあると思いますよ。こんなことも情報交換できるといいですね。  

携帯電話

合格通知を渡し、入学式までの生活についてあれこれと注意をした後の話。
「携帯買った?」「電話番号教えて」「アドレスは?」・・・という会話があちこちからmobilephone
今時は高校生になると携帯、が当たり前になってきているんですかね。
私のいる浦臼は高校合格と同時に携帯を与える家庭がほとんどです。なにせ、交通の便が悪すぎるので車で迎えに行くことが多いという事情があるからです。必要にかられてという感じですbus
この日も携帯そのものを持ってきている子どもは一人もいませんでした。でも帰ってからメールや電話をするのでしょう。小さいメモを渡してはそれに記入してもらっていました。これから買う予定の仲間には自分の番号とアドレスを記入したものを手渡して・・・。
そのあと、先生方のところに聞きに行く光景もここ近年珍しい光景ではなくなりました。
みなさんの学校でも同じですか?

私は・・・「伝えたいことがあったら直接会いに来るか、学校や自宅に電話して!」と伝えます。携帯のよさもわかっていますが、子どもたちにはそれに頼らないコミュニケーションの方法があることをわかってほしいので。本当に相談事とかある時には、やはりお互いの顔を見て話をしたいし。
高校では高校での新しい出会い、人間関係を築いていってほしいということもあります。
携帯の使い方もしっかりわかってほしいですし。
頑固とか、時代遅れとかいわれていますがこれだけは筋を通そうと考えています。
子どもと教師は仲間でもありませんし、友達でもありませんから。
ただし、中にはいろんな問題を抱えた子どもがいます。その子どもの状況を把握し、必要と感じたときには教えますが。
これもあくまで私個人の考えです・・・。どれがいいでしょうね?

「保健だより」から

同じ地域の小学校の「保健便り」にすてきな言葉があったので紹介します。

健康が人生の目的ではないけれど
    健康あっての人生だとは思いませんか

 一人ひとり「健康」のあり方は違うけれど、自分にとってベストな体調で生活することが、一日一日を大切にすることにつながるとは思いませんか。

・あなたの「目」は、物事を見つめることはできますか
・あなたの「耳」は、相手の話を・心をきちんと聞き取ることはできますか
・あなたの「口」は、自分の思いを言葉に表し、相手に伝えることはできますか
・あなたの「歯」は、いろいろなものをしっかりと「かみしめる」ことはできますか
・あなたの「手」は、多くの仲間と握りあうことはできますか
・あなたの「足」は、大地を強く踏みしめることはできますか
・あなたの「鼻」は、きれいな空気を胸一杯に吸い込むことはできますか

子どもたちばかりではなく、大人である私たちにも言えることだと思います。
すごくやさしい言葉で語りかけながら、深い深い意味が伝わってくるすばらしい言葉だと思いませんか?こんな文章が書けたらなあ、こんな言葉で子どもたちに思いを伝えることができたらなあ、と心の底から思っています。
 

祝杯

高校の合格発表がありました。
書類を受け取りに各高校へ・・・。番号を見に来ている人の数といったら、本当にすごくて気をつけないとひいてしまいそうになります。他校の先生方も心配そうに書類のなかみを確認していました。緊張しますよね。みなさんの学校はどうでしたか?
私のクラスはなんとか全員合格pass。ホッとしました。
小さい地域なので、情報があっという間にあちこち広まるからです。
ようやくゆったりできます。今日は乾杯ですwine
な~んていっていますが、金曜日の日に親しい仲間と飲みに行って3人で2万円分飲んでしまいましたsweat02。お金dollarを払う段階になってかなり飲んでいることに気づくという有様・・・。でも、心を許せる仲間だからこそたっぷりと飲んでしまったのだと思います。
楽しかったです。

ところで、石狩造形教育連盟のブロブを教えてもらったのでさっそく見てみました。
デザインにも凝っていて、格調が高くて・・・すごく勉強になりました。
本当に造形教育に関することだけがのっているんですよ。
う~ん、私は自分のことを書きすぎているかなあ・・・。
このブログにあれこれ書くことによって自分の考えがまとまっていくものですから、いまの感じでいこうかと思っているのですが・・・。
気になる方はカテゴリーから読みたい記事だけを見るようにしてもらえるとありがたいです。
申し訳ないんですが・・・

浪人時代のこと

会議があって出かけて帰ってきました。ベートーヴェンの交響曲第1番が聞きたくなってそれをかけながら出発music。砂川あたりで交通機動隊を発見。すると、それに反応して車のレーダーが鳴りだしたのですが・・・。なんとsign02レーダーの警告音のテンポが第3楽章のテンポとばっちり合ってしまい思わず笑ってしまいました。ちなみに演奏は、チューリッヒ トーンハレ交響楽団で指揮はデイヴィド・ジンマンのものです。

話は変わって、昨日教え子から「浪人します」と連絡がありました。「土曜日、日曜日の食事と毎日のお昼代は2万円あれば大丈夫だろうか?」との相談もありました。
私の浪人時代からは想像もつかない高額でびっくりsign03時代なんですね・・・。
自分のことを振り返ってみると・・・昼はパン一個、もしくは食パン一袋を1週間なんて時もありました。土日の食事は食べ放題のお店で1食とか、試食コーナーを巡るとかして一ヶ月5000円で何とかやりくりしていたような気がします。本はとにかく安くて分厚いものを、古本屋にもよく通ったし、聖書は読み応えがあって別な意味でありがたかったです。
大学に行ってからも状況はあまり変わらず・・・。ピアノの練習時間がもったいないので深夜のバイトでしたが、それをやれた分だけ浪人時代よりはよかったような・・・。でも、楽譜を買うのは一苦労でした。お昼ご飯を食べないでお金を貯めて楽譜を買いましたから。そのツケが今の私の頭なのかもしれませんflair。それこそ、楽譜=命でした。
そんな私に指導教官は「楽譜を買う金もないのか」と説教する始末・・・。その教官とはことごとくぶつかりました。フォルテが出てくると何でもかんでも大きく音を出させるので、「全体を考えるとここのフォルテはそこまで大きな音ではないはずです」と反論して言い合いになったり、テンポ設定や強弱の変化、音色の工夫でぶつかったり・・・今となってはいい思い出です。本当に真剣そのもので、音楽のことだけを考え、のめり込んだ時代でした。生きていることと音楽することが一致していました。だから「ラ・ボエーム」が大好きなんです。

さてさて、教え子にも少しこの話をしたところ「ふ~ん、時代が違うんだね!」で片付けられてしまいましたbomb。たしかにそうなんだけどさ・・・down

ヘフリガーを知っていますか?

スイス生まれのテノール歌手、エルンスト・ヘフリガーを知っていますか?
彼が60歳を過ぎた1980年代、イエルク・エーヴァルト・デーラーの弾くハンマーフリューゲル(チェンバロからピアノに移行する間の楽器と言ったらいいかなあ・・・)を伴奏にシューベルトの三大歌曲集を録音しました。「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」「白鳥の歌」という三つの歌曲集です。CDとして発売されたのは、ちょうど私の大学生時代。先輩から名前を聞かされていたのと大好きなシューベルトの歌曲、伴奏がハンマーフリューゲルというあまり聞くことのできない楽器という理由から「美しき水車小屋の娘」を買いました。

演奏を聞いてびっくり!!とても60歳を越えた人のものとは思えないほど若々しさにあふれた声。青春そのもです。しかも、一つ一つの言葉の意味をしっかりと考え、その考えていることが歌として伝わってくる。反面、あまりにも言葉と音楽とが一致していて、まるで名調子の語りを聞いているような感じにも。また、ハンマーフリューゲルという楽器の人間の声と対立しない柔らかい響きにも心を奪われてしまいました。
すっかりこの二人の演奏が気に入った私は、「冬の旅」「白鳥の歌」この二つのCDも買うことを決めてお金を貯めることにしました。その当時CDは一枚3800円だったので貧乏学生にはなかなか買えない代物だったのです。食費を削り、アルバイトをしてようやくお金が貯まった頃、そのCDを買いに行ったのですが見あたりません。店員に聞くと廃盤になったとのこと。「名演ですから、いずれ再発売されますよ!」店員のその言葉を信じ、ずっと待ちました。そして、待つこと22年!再発売されることを知った私はすぐにそのCDを手に入れるべく札幌へと向かいました。昨年の夏のことです。
どれほど待ったことか・・・CDを手にしたときはうれしくてうれしくて仕方ありませんでした。さっそく「冬の旅」から聞き始めました。いつもはハンス・ホッターというバス・バリトンの演奏で聞いていました。深く、暗い響きのする名演奏です。だからこそ、「テノールでは明るすぎるのでは・・・」なんて考えていた予想は完全に裏切られました。テノールという声だからこその感情を抑えた切々とした悲しみの表現だったのです。
そして、「白鳥の歌」。その13曲目の「影法師」を聞いたときのショック。生きている人間が知ってはいけない世界を垣間見たような気がして恐ろしくなりました。突然、暗い寂しい場所に一人で放り出されたような錯覚に陥ってしまいました。次の14曲目「はとの使い」がなかったらどうしていいかわからなくなるところでした。こんな曲を書くシューベルトってどんな人生を送ってきたのだろう?「未完成」と言われている交響曲も恐ろしい響きがしていますものね・・・。

22年ぶりに手にすることができたCD。それ以来、CDに限らず本などもそうですが、「これは!」と気にかかるものを見つけたときは思いきって買ってしまうことにしています。そうしないと、もしかしたら一生出会う機会を失うことだってあるのですから・・・。今回は22年待っただけで再び出会うことができて幸せだと思いました。

校内研修の取り組み

卒業式も終わりホッとしているところですが、やらなくてはいけないことがたくさんあります。
全空知音楽教育連盟の研究集録づくり、校内研修の集録づくり、指導要録、新年度学校計画原稿の提出・・・。
中でも、今まで先送りにしてきた校内研修の研究主題策定と主題設定理由を仕上げてしまわなければなりません。17日の職員会議に提案しなければならないからです。

毎度のことなんですが、研究主題をつくるにあたっては子どもたちの実態を見つめるところから始めています。
子どもたちのよいところ、改善したいところを一人ひとり短冊に書き、似たような意見をまとめていきます。
この方法のよいところは・・・
①職員一人ひとりの思いを視覚的に確認することができる。
②動きながら研修を進めることで、肩肘張らず自分の意見を言うことができる。(話ばかりの理論研修もいいですが、疲れますものねpen。)
③意見を出し合いながら一つにまとめていくことで、自分の意見が生かされた主題であると実感することができる。
やってみるとおもしろいですよ!研修って難しいものではなく、子どもの姿を語り合いながら自分の実践を交流しあうことができる楽しいものだと思うのです。なかなかそういかないのが実態ですけどね。

ここまでした準備ができているので、あとは私が文章にまとめるだけなんです。でも、それが大変なんですよ・・・crying。これから、思いついた文章をどんどん書いて一つの文章となるように整理していくところです。研修係って結構苦労しますよね。この努力をみんなわかってくれるかなあ・・・。
ところでsign01みなさんに一つお願いがあります。一年に一度でいいですから、ぜひ自分だったらどのような研究主題にするのかを考えながらじっくり研修係から提案されているプリントを読んでみてください。気になるところは自分で書物にあたるなどして・・・。そうすると自分の力もつくし、研修に参加していても発言しやすくなりますよ。毎日はつらいので、本当に一年に一度のこの時期でいいですから・・・。そうしてもらえると研修係の苦労が報われます。ただし、アドヴァイスや質問をしたときに腹を立てる係の方がいます。そのような人はほっとくといいですよ。

ようやく改行の方法がわかりました・・・少しは読みやすくなるかと思いますgood

笑顔の卒業式

昨日(3月12日)、卒業式が終わりました。陽差しも暖かく、そしてどこまでも抜けていくような真っ青な空・・・「春に(あの空のあの青に手をひたしたい)」と「旅立ちの日に(白い光の中に山並みはもえて)」の歌詞にまさにぴったり。まるでこの子どもたちのためにつくられたのではないかと思ってしまうくらいでした。学校から見える樺戸山があまりにも神々しくて全員で写真も撮りました。生まれたときから浦臼に住んでいる人は見なれてしまってこのすばらしい景色になかなか気づかないようで・・・。

子どもたちは何か感ずるものがあったのでしょう。笑顔、笑顔shineで冷静に私の話したことを思い出しながら、しかも会場にいる人たちや私に何かを伝えようと式に臨み、歌っているのが伝わってきました。体育館の窓から見える青空を味わい、そのあと私を見てニッコリほほえむ子どももいたんですよ!こんなにも堂々としていて、そして自分たちの伝えたいことを最後までしっかり伝えきった卒業生は今まで見たことがありません。涙、涙の卒業式も感動的です。でも、昨日の卒業式のように笑顔、笑顔の卒業式もいいなあ・・・と思いました。時間が経てば経つほど、心の中にあの子どもたちと過ごしてきた思い出がしみじみとよみがえってくるのです。私が後悔しないように、心おきなく担任の仕事を終えることができるように、安心させるために子どもたちは気を遣ってくれたのだと感謝しています。本当に思い残すことは何もありません!子どもたちに一歩を踏み出す背中を押されたような気がしますfoot。家に帰ってからあんなにも卒業写真と文集を読んだことはないというくらい読み返しました。もちろんお酒を飲みながらbottle・・・「豊盃(ほうはい) 純米しぼりたて」という青森のお酒です。(もう風邪は治ったんかい!という厳しい声も聞こえてきそうですが・・・)。うまかった(ちなみに砂川の小山商店に売っています)!

風邪のために左耳の聞こえが悪く、残念ながら歌をしっかりとは聞けませんでした(それなのに夜は酒・・・)。でも、歌っている姿から心をこめて歌っているのがよくわかりました。前日は在校生があまりにも手を抜いて歌ったのでかなり怒りました。「相手のことを考えられる人間になってほしい。卒業生にとっては一生に一回の中学校の卒業式。そのことを考えて卒業生の気持ちを想像して歌っているか?自分たちが卒業するときにだけすばらしい卒業式にしてもらおうなんて思うなよ。手を抜いた分だけ自分たちに返ってくる。もっと人と人とのつながりを大切にしよう。」と。当日の演奏は・・・もちろん怒った甲斐がありました。子どもたちって、こちらが本気で伝えたことには何とか応えようと努力してくれるものです。それが伝わらなくなったら教育は終わりかな・・・。そこだけは信じたいです。今わからなくても10年先、20年先・・・いつかわかってくれることを信じて。即効性や効率性ばかりを求めていてはだめですよね。

出会いに感謝!

明日は卒業式です。私は3年生を担任しているのですが、20年続けてきた教師生活最後の担任です。そのことは子どもたちには伝えていません。「最後の担任」ということを伝えてしまうとそのことに対する同情だけが先走ってしまい、本来の卒業式の意味が薄れてしまうと考えるからです。私の思いで子どもを押しつぶしてしまうことだけはなんとしても避けたいのです。子どもたちにとっては関係のないことですから。子どもたちにとっては一生に一回の中学校の卒業式。ここまで育ててくれた親や地域の方々や教職員に感謝し、苦楽を共にしてきた仲間との成長を祝うことこそを大切にしてほしいのです。「最後の担任」ということは卒業式が終わってから伝えることに決めています。

今日も合唱指導、総練習、卒業制作・・・とあわただしい一日でした。ゆったりと子どもたちのことなんて考えてる暇などないくらい張り詰めた一日でした。家に帰ってきて最後の学級通信を書いているとホッとしたのでしょう。たくさんの思い出が胸の中によみがえり、涙が出てきました。大変困難な問題にもぶつかり、大げさではなく、本当に教師生命をかけて解決にあたったこともあります。この子どもたちの協力があったからこそ乗り越えることができた問題です。最後にこのような子どもたちと出会うことができて私は幸せです。子どもたちはどう思っているかわかりませんが・・・。

担任を持つってすばらしいことですよ!苦しくてつらいこともありますが、担任を持ってこそ、お互いわかり合えることってたくさんありますから。卒業生の18名は明日、どんな姿を見せてくれるのだろう?一人ひとりの顔をしっかりと見つめ、思い出を胸に刻もうと考えています。最後までその成長を見取り、冷静に伝えることを伝え、社会への旅立ちを後押しする担任でありたいです。終わったらまたこのことについて書きます。みなさんの学校の卒業式も成功裏に終えることを祈っています。お互い子どもの成長のことをあとで交流しあいましょう。

ダウン・・・

朝起きると喉に痛みが・・・。これはやばい、と思いつつもとりあえず学校へ。時間が進につれて頭痛、軽いムカムカ感、体のだるさ、右横腹の重み、熱っぽさ・・・と次々と症状が出てきて・・・。合唱指導の時は音程がうまくつかめずとても苦労しました。半音低く聞こえるのです。卒業式は明後日なのにsad。こんな時に風邪をひいてしまうなんて・・・。でも、時間がないので判断をして病院に行ってきましたhospital

病院へ行くと注射と採血をすることにsweat01。てっきり一本だけ注射をするのだと思いこんでいたら・・・なんと合計3本。考えが甘かったです・・・。「おしりに打つのがいいですか?腕に打つ方がいいですか?」と聞かれたので、即座に「腕に!」と言いました。やっぱりお尻は恥ずかしいですbearing。卒業式の指揮も子どもに任せてあるから腕も使わないし。炎症を止める注射と胃腸の働きをよくする注射を左右の腕に一本ずつ注射しました。その痛いこと!次は採血、これも三本。採血のあとは管を残したままで血管注射に取り替えます。栄養剤ということでしたが、スッゲー太い注射でした。「これ打つんですか?」と心配そうに聞く私に「怖いんですか?」との一言。もっとやさしくしてくれ~angry

こんな状態でありながら、不謹慎にも「12日の卒業式が終わったら何を飲もうbottle」と考えている私。元気な証拠なのでしょうが、何とか回復させて卒業式をやり遂げねば!と決意しているところですpunch。みなさん、健康管理には十分注意しましょう。

難しい話でスイマセン

かなり専門的で、難しい話ですsleepy。関心のない方は読み飛ばしてください。申し訳ありませんdash

なぜ、「無知の知」のことを書いたかというと・・・全道音研の取り組みが始まり、前回の取り組みのことを思い出したのと、ベートヴェンの「OP.111」のソナタ第2楽章のテンポ設定をどうしようかと悩んでいるからです。これまでいろんな演奏家の演奏を聞いてきていたので、「だいたいこれくらいかな」というテンポで弾いていました。ところが、楽譜を見れば見るほど疑問が・・・。

主題と第1変奏は16分の9拍子、つまり16分音符3つをひとまとまりに弾いていきます。若干のテンポの揺れはあるもの一定のテンポで弾くことができます。ところが、次の第2変奏では16分の6拍子、つまり16分音符2つをひとまとまりに弾いていきます。ここには「L'istesso Tempo.(速度を保って)」とベートヴェンの指示があります。このあとの第3変奏は32分の12拍子、つまり32分音符を4つをひとまとまりに弾いていきます。ここにも「L'istesso Tempo.(速度を保って)」とベートヴェンの指示があります。第4変奏以降は16分の9拍子となり、ここからは最後まで一定のテンポで演奏していけます。

問題は、この第2変奏から第4変奏までのテンポ設定です。ある演奏家は、主題をかなり早く演奏しているので、そのままのテンポでは第3変奏がかなり速くなってしまうと考えたのでしょう。第2変奏でテンポを落とし、そのテンポを基本に第3変奏を演奏しています。第2変奏と第3変奏のつながりは深まるのですが、主題との関係が希薄になるおそれがあります。変奏が進む度にテンポ設定を変える曲は多数あるので、その点から考えると一つの解決方法かな、と思います。他にも第3変奏をジャズのように高速度で演奏する演奏家もいるのですが・・・。演奏家によって様々です。

ですが・・・この曲は一定の脈というか拍があって、その上で変奏が繰り広げられていくという特徴があると考えます。「同じものであっても形は変わり続ける」というインド哲学の音楽での具現化と言われていますが・・・。それを生かしてこそ、16分の9から16分の6に移行するときの微妙な音楽の流れの変化が楽しいと思うのです。そして第5変奏で再度16分の9に拍子が戻ったときの安心感が出てくると考えます。私はこちらの演奏法をとってみようかと・・・。そうすると、あとは瞑想を思わせるように主題をゆったりと演奏するか、歌の流れを失わないことを基本に演奏するかでテンポが決まってくるかと思います。この曲のすごいところは、主題も各変奏もアウフタクトで始まっているのにつながりがスムーズという点です。ただし、演奏家によっては、第3変奏から第4変奏に移るときに間を開けている方もいます。第3変奏の勢いのまま進めることができないと考えてのことでしょう。

また、シューマンの「幻想曲OP.17」とのつながりも見えてきます。この曲はベートヴェンの連作歌曲「遙かなる恋人へ」から主題をとったとシューマンが述べていますが、このソナタとも共通点があるとすると・・・sign02。このことはまたの機会に。今年度、夕張での私の話を聞いた方はわかっていただけると思いますが。

無知の知

高校の時に倫理社会という時間があり、ソクラテスについて学んだときのことです。ソクラテスの「無知の知」という言葉を習いました。「私は、自分が何も知っていないということを知っている」という内容の言葉です。何という言葉でしょう!自分に知識があることやできることをひけらかすことが本当に偉い人なのではないのです。本当にすごい人、偉い人は自分の学問のなさを常に感じて生活しています。一つのことが身につくと関連した次のことを学ぶ必要が出てきて・・・。そして、それが解決したと思ったらさらに学ばなければならないことが出てくる・・・。学べば学ぶほど奥の深さに圧倒されてしまう。いくら学んでも終着点がない。このことを痛感しているからこそ、すごい人や偉い人というのは自然と謙虚になるのでしょう。

私の恥ずかしい経験から・・・。それまでの自分が知らなかったことを知ったり、わからなかったことがわかったりすることは大きな喜びをもたらします。楽しくて楽しくて仕方がない。さらには、自分が知ったことやわかったことを他の人に話してみたくて仕方がなくなる。聞かされた方はたまったもんじゃないですよね。きっと自慢話にしか聞こえていなかったことでしょう。人より知っていること、わかっていることが何となくうれしいと思っていた時期もありました。でも、やればやるほど目の前にわからないことがたくさん出てきます。一つわかったことが出てくると底なし沼の面積がひとまわり広がる、といった感覚にとらわれます。だからこそ、永遠に求め続けようという意欲が出てくるんですがね・・・。世の中はとてつもなく広いですから、自分の知らないことやわからないことがあって当然ですよね。それまでの私にはそのことがわからなかったのです。

あるマンガの影響で、「私は自分が何も知らないことを知っている」・・・「それって自分がバカだということを自覚しているバカだよね。すごいことを言っているように見えるけどただのバカじゃん!」と友達とバカにしていたことがものすごく恥ずかしく思えてきます。バカは自分たちでした。ソクラテスさん、ごめんなさい・・・。

研究の方向性

今回の大会は・・・ 研究中心型 でいきます。その大会だけの取り組みを見せるとか、演奏するとか、作曲をお願いするとか、曲を紹介するとかといったイベント型の研究会ではなく、私たち空知の日常実践の積み重ねを見てもらおうという発想で取り組みます。今日の会議で、「やはり、授業がメインではないか」という役員の方々の意見にうれしい気持ちでいっぱいになりました。

大会の日程は、午前中に講演会や総会。午後から研究授業と分科会、レセプション、と考えています。「この方の話を聞いてみたい」、という方がいましたら教えて下さい。講師の方を検討中です。

研究授業の方ですが・・・小学校、中学校ともに「表現領域」「鑑賞領域」の2本ずつと考えています。連盟会員には後ほど、校種と領域の希望をとるアンケートが届くかと思います。研究グループを決めるためのものですので、ご協力をお願いします。

まずは、大会主題の検討 が当面の取り組みです。4月末までに一回目の学習会、そして五月に二回目の学習会を開き大会主題を確定していきたいと考えます。全体への大会主題の提案を6月の実技講習会で、と考えています。大会主題の検討については連盟会員全員に案内を出します。多くの方々が参加してくれることを願ってます。みなさんの願いがこもった大会主題にしていきましょう!

始まりますよ~!

今日、第51回北海道音楽教育研究大会空知大会の準備委員会がありました。約4時間かけておおよその大会内容を決めました。役員のみなさま、本当にお疲れ様でした。

大会期日:2009年9月18日(金)

会   場:岩見沢市民会館・文化会館まなみーる

2009年度は音楽科教育の他に4つも全道大会が行われます。しかも全日音研東京大会が11月6日、そして当初予定していた教育大学岩見沢校の協力が不可能になったことに加え、次の会場候補「まなみーる」の使用可能日などの都合も重なり・・・。事務局が苦労に苦労を重ねてようやくここまでたどり着きました。「何でまだ決まっていないんだ」と思った方もいると思いますが、様々な事情が重なり、解決にかなりの時間を要したのです。この苦労は役員にならないとわからないと思うのですが・・・。

「本当にこの進行で大丈夫?」「無理なんじゃない?」・・・ついつい考えてしまいますよね。でも、前回だって苦労しながらあのような大会を開催することができたじゃないですか!無理なことなんてないんです。やれることをそれぞれが精一杯やりましょう!子どもたちのために、そして自分自身のために。やった者にしか残らないたくさんの宝物が得られますよ!

怒り・・・

今日は久しぶりの3年生の登校日。二日間、入試で3年生がいない間に在校生が一生懸命に校舎の装飾に取り組んでくれました。その一つ一つに3年生への思いがこめられおり、在校生の気持ちが伝わってきます。あっという間に卒業式モードです。初めて目にする3年生はどんな顔をするだろう?どんな気持ちになるのだろう?・・・装飾の一つ一つに感動しながら3年生の顔を思い浮かべ、朝の校舎を見回りました。

そんな時にある在校生が友達と廊下を歩いているのが見えました。顔に装飾が当たるらしく、歩きにくかったのでしょう。すると・・・「うぜぇ!卒業式だからって何でこんな飾りをつけるんだよ。」と装飾に次々とパンチをしていきます。思いっきり怒りましたbomb。3年生のことを思い、心をこめて作った人たちのこと、この装飾を見たときの3年生の喜ぶ姿、自分が卒業するときに同じことをされたらどういう気持ちがするか・・・そんなことを話しました。「すいません」と言っていましたが、「謝るんならこれを作った人たちに、そして3年生に謝ってほしい」と伝えました。それから、「言葉ではなくて、態度で示してもらうから」とも。その子どもは、そのあと一生懸命に卒業式のj準備や合唱に取り組んでくれましたが・・・。

朝から晩まで、卒業式の準備一色の一日でした。肩や首は張っているし、腰や腕は痛いし、何となく頭は痛いし・・・いろんな疲れが出ていたのでしょう。今日は早く寝ます。明日は全道音研に向けての会議だし・・・。12日が終わったらゆっくり見ようと「エディット・ピアフ 愛の賛歌」と「魔笛」のDVDを借りてきました。どちらも映画です。「魔笛」はあのモーツアルトのオペラをもとに、舞台を第一次世界大戦に移して作り上げた映画だそうです。

それまでは3年生のために全力で取り組まなきゃ!

終わりました~!

高校入試一日目、何とか無事に終わりましたhappy02。浦臼はどこに行くにも交通の便が悪く、朝の7時の公共交通機関を使わないと間に合いません。当然かなり早くに高校に着くのですが、いつも玄関が開くまで外で待たされます。子どもにとっての大事な大事な高校入試の当日にです。準備の都合上仕方ないと思うのですが、もっと地方のことを考慮してほしいなあと思います。この時期の朝、外で待つのがどれほど寒いかわかっている高校の先生はどれくらいいるのでしょう・・・。わかっていても規則で仕方ないのかな・・・。

朝の5時に起き、7時10分前に浦臼駅に行き、子どもたちがバスに乗車するのを確認しました。今朝はさすがにどの子も顔を引きつらせています。顔色の悪い子どももいたのですが、気にすると思い特別な声かけはできなかったです。冷たいって思ったかな・・・。バスが交差点の曲がり角を曲がるまで見送ってから車で追いかけました。そして、試験終了。表情の晴れやかなことnote!どの子もやることはやってきたと満足そうな笑顔でした。話のはずむことはずむことfuji。明日の面接が終わったらもう卒業式一色の生活。いろんなことがあって苦労もたくさんあったけど、この子どもたちに出会えてよかったなあ、と心から思います。残り数日しかないけれども、出会いに感謝しながら、その一日一日を大切にしていきたいと思っています。

帰りのバスターミナルで卒業生に会い、「夢と現実」のことで悩んでいるとの話でした。自分は音楽関係の道に進みたい・・・でも、それで食っていけるのか・・・?自問自答、親との対決・・・でも、その子の手にはしっかりと英語の参考書が・・・。「いつでも話しにおいで」とは言ったものの自分に何ができるのかな?バスに乗るとき彼女は「先生頑張って!」と私の背中をポンとたたいてバス乗り場へと小走りでいきました。どっちが励まされているんだか・・・。感性の豊かな子でやさしい子です。

長くなりましたが・・・最後にもう一つ、やさしく、素直で純粋な人間ほどだまされる世の中。そういう人間をだまそうと手ぐすねひいている連中。最低限の身の守り方は伝えていかないと。そんなことを考える今日この頃です。

続・夢街

とりあえず写真を入れるだけ入れてみました。説明とかタイトルは時間のあるときにゆっくりやります。携帯で撮ったものが主なので、かなり画像は落ちます・・・。今度からはデジカメを持ってでかけないとだめかなpig

今日は公立高校入試の下見。私のクラスの子どもたちも朝から緊張しっぱなし。見たとたんに「寝てないな」とわかる子どもがズラリ。初めての経験だもの、仕方ないですよね。大人になってから振り返ると、「たかが入試」なんでが、今を生きる子どもたちにとっては入試がすべてと感じてしまいます。高校入試がすべてではなく、そこから新たに人生が始めるのですが・・・。緊張していた子どもたちでしたが、バスに乗って出発するときには笑顔shine。本当にいい顔をしていたなあ・・・。こんなにもすばらしい笑顔の子どもたちの未来が明るいものであることを願わずにはいられませんでした。やさしさのある社会となるよう大人たちが頑張らねば!

集団の動かし方

集団の動かし方が上手な教師が多い教科は、今までの経験から音楽と体育だと私は思っています。(こんなことを書いたら他の教科の方々からかなり怒られるかもしれませんが・・・coldsweats01)。その理由は、音楽であれば学年合唱や全校合唱、クラス合唱など、体育であれば陸上記録会や球技大会など集団で動き、集団で取り組む機会が多いからです。必然的に集団の動かし方を身につけてしまっていると言った方がいいかもしれません。

たとえば合唱隊形を作るとき、先に説明をしてから動かそうとする先生がいます。「窓側から3列に1年生の男子が並んでください。次に2年生の男子が4列。次に3年生の男子が3列です。そして、男子の横に2年生のアルトが3列で並んでください。・・・」と延々とくわしく説明します。すべて説明が終わってからようやく、「じゃあ並んでください。」と指示が出ます。この方法だと大抵はさっと動かなかったり、私語をしてしまったり、場所がわからなくて混乱したりしてしまいます。原因は、言葉だけで説明したために子どもが並び方をイメージできていないこと、長い話だったために子どもたちが途中で飽きてしまい、言われたことをすっかり忘れてしまっているからです。

みなさんもやっている方法だとは思いますが、あえてここに書きます。「できるだけ説明は短く。目標は一つ。実際にやらせて覚えさせる。」ことを心がけて動かしてみると結構うまくいきます。「1年生の男子、こっちに来て!(来たところで)3列に並んで。」このようにして次から次へと実際に並ばせ、一度合唱隊形を作ってしまいます。その合唱隊形を覚えさせてから、「この並び方覚えた?じゃあここまで実際にやってみようか。」と隊形移動の練習をします。「‘生徒のみなさんは合唱隊形を作ってください。’という言葉が聞こえたら動くんだよ。」と説明して実施にそのように動く体験をさせます。時々、「15秒以内に」とか「私語をしないで」とか「次の練習の時には最初からこの隊形に並んで待っていよう」とか・・・目標を与えていきながら。そして実際にその目標が達成できたときには心の底からほめます。あれもこれも一気に説明して仕上げたくなりますが、目標を一つに絞り、それが達成できたら次の目標にに移ることを心がけていくといいでしょう。いっぺんにすべてのことを身につけることってすごく難しいですから・・・。

ちょっとした工夫なのですが、この説明で伝わりますかね・・・?実際に見てもらえるといいのですが・・・。

雰囲気って?

フルトヴェングラーというドイツの指揮者を知っていますか?熱狂的なファンがいて神のように崇められている指揮者です。強弱の幅の広さ、極端な速度の揺れ、部分部分の強調、生命力と精神性のある演奏などが魅力と私なりに捉えています。

このフルトヴェングラーの演奏で別格扱いされている演奏があります。1951年7月29日にバイロイト祝祭歌劇場で演奏されたベートーヴェンの交響曲第9番です。深い霧の彼方から主題が浮かび上がってくるような神秘的な第1楽章冒頭や旋律から旋律へ移るときのクレシェンド、第2楽章の勢いのあるリズム、第3楽章の心にしみいる旋律の歌わせ方、第4楽章の歓喜の主題の弱音と火の玉のようなコーダ。昔からEMIという会社から出ているこのLIVE盤が最高、と言われていて私もよく聞いていました(ルツェルンで演奏されたものの方が上という話も聞きますが、私は聞いていないので・・・)。

ところが!最近、このEMI盤と同じ日に演奏されたことになっている「フルトヴェングラー協会盤」なるものが出てきました。当初は協会に所属している会員向けのものだったのですが、最近ORFEOという会社から一般向けに発売されました。悪いクセでついつい買ってしまいまして・・・sweat01。聞いてみると、明らかに同じ音源の部分があるのですが、ほとんどが違う演奏sign02・・・って同じ日のLIVEなのに・・・なぜ?

いろんな意見があるようですが、私なりの感想を述べると・・・。EMI盤の方がLIVEの本番らしい熱気に満ちた雰囲気があるんです。雰囲気なんてCDに入るのか?なんて疑問がわいてくると思いますが、明らかに違うんです!ORFEO盤はなんか落ち着いているというか、破綻が少ないというか・・・。自分の考える演奏を伝えるために足音でテンポを取っている部分があるのだけれども本番でやるかなあ・・・。詳しいことは私にはわかりません。どちらも「こっちが本物」と主張しているわけだし・・・。でも、雰囲気って伝わってくるんですよね。その雰囲気を醸し出しているものの原因が音楽の諸要素なのかもしれませんが。

ちなみに、私の好きな第9の演奏はトスカニーニ、もしくはジンマンの指揮したものです。ジンマンのCDは全集で3000円くらいでした。神格化されたベートヴェンではなく、人間としてのベートーヴェンが聞けます(私の考えですが)。第5と第7で楽譜にない旋律が出てくるので初めての人にはお勧めできませんが・・・。第8の第3楽章、ベートーヴェンが自分の耳鳴りの状態を音楽化したといわれている部分の演奏は驚きですよ!

夢街

新しいコーナーに気づきましたか?音連の内容だけでなく、幅を持たせようと努力しているつもりなのです・・・。趣味というほどではないのですが、心に残る風景に出会ったときにデジカメや携帯で写真を撮っています。とりあえずは4枚載せてみました。時間ができたらたくさん載せてみようと思います。詳しい場所など知りたい方はご連絡下さい。実際目にした風景の美しさを写真で伝えるのはなかなか難しいです・・・。

ところで、突然写真を載せようと思ったきっかけは、地方に対する行政やマスコミのあまりにも冷たい態度に怒りを覚えたからです。現在の地方の衰退、すべて地方のせいですか?地方に住んでいる方々が手抜きをしたからですか?そんなことはありません!!ほとんどの人が自分の住んでいる地方のためにと必死で働いています。行政やマスコミは、もっともっと温かさがあってもよいのではないでしょうか?そんな思いから新コーナーを作ってみました。

買っちゃいました

「カラマーゾフの兄弟」買ってしまいました・・・book。光文社から出ている亀山郁夫さんの新訳です。いつもは全巻買ってしまうのですが、今回はお金yenの関係で一巻ずつ買っていこうと考えています。そのうちに光文社文庫、亀山郁夫著「カラマーゾフの兄弟 続編を空想する」も買うと思いますflair

私は、昔から複数の本を同時に読み進めるクセがあります。音楽関係の本、マンガ、小説、その他、と。「音楽関係の本に疲れたな」と感じたらマンガを。「マンガに疲れたな」と感じたら小説を。・・・この方が楽しく読書を進めることができるのです。ジャンルが違うので内容に混乱を来すこともありませんし・・・。今は、「フリーズする脳」「学校重要新語マスター」「中学校音楽科 授業に生きる評価」「音楽科授業の指導と評価」「ベートーヴェンの交響曲」「交響曲第1番」、そこに「カラマーゾフの兄弟」が加わります。どの本もおもしろくて、きっとどこかで紹介すると思います。特に佐村河内守さんの「交響曲第1番」は。あっ、「西洋音楽から見た日本」もすすめられて読んだんですが、これもおもしろかったです。感謝しています。

もう一冊青柳いづみこさんの「ボクたちクラシックつながり」を紹介します。「のだめカンタービレ」「ピアノの森」「神童」といった音楽マンガをとっかかりに音楽についての素朴な疑問などをあれこれと解決していく本です。文体がとてもわかりやすい!さらに、出発点が今流行しているマンガからなので馴染みがある。笑える部分もあって楽しいですよ。できるなら、それらのマンガ、DVDを見るともっとおもしろいかも!

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「春に」・・・あれこれ

私の学校では卒業式に在校生1曲、卒業生2曲、全校1曲の合唱をします。今年の全校合唱の曲は「春に」。私の一番好きな合唱曲です。

人には好みがありますから、私が大好きだからといってすべての人が大好きとは限りません。当然「春に」が大嫌いな人も存在するはずです。ただ、「私は‘春に’が大好きなんだ。」「エーッ、私は大嫌い。」・・・これではお互いの好みを押しつけているだけで会話が進みません。それぞれの好みを述べて、それで終わりです。会話のコツは「どうして大好きなの?」「どうして大嫌いなの?」と理由を聞くことによって発展していきます。「谷川俊太郎さんの詩」「速度が変化していくところ」「ゆったりした流れの旋律」「息の長いフレーズ」・・・「春に」の特徴がたくさん出てくることでしょう。好みはその特徴に対してのものです。「好き」、「嫌い」の意見の違いがあっても特徴を共通した話題にすることはできますよね?それから、実は「春に」という曲そのものに対する好みではなく、曲の特徴に対する好みであるということもわかってくると思います。「あ~、そういう特徴を持った曲が好きなんだね。嫌いなんだね。」と。つまり、「春に」が主語でなかったことがわかります。

各学年でパート練習に取り組むところから「春に」の練習は始まります。そして、卒業式の2週間前、全校で集まって合唱してみます。52名という生徒数、しかも幼稚園の時からみんな顔見知りという学校なのですが、やはり学年によって特色があるのです。他の学年の子どもの声が聞こえると結構とまどってしまい、声が出なくなります。まず最初の全校合唱の練習の時には、「合わせる」ということを中心に取り組みます。音を外そうが歌詞を間違えようがそれは問題にしません。ねらいは一つ、「合わせる」ということだけです。各学年の声を確認させ、曲の流れを大まかにつかませます。そして2回目の練習(昨日だったんですが)。今度は全学年でのパート練習です。前回合唱した時に歌えなかったところを子どもたちは課題として意識しているので、そこを中心に「音を確認」します。また、「強弱を確認すること」「速度の変化」といった表情づけをパートごとに念入りに取り組みます。合唱の中で自分たちのパートがどういう役割を果たしているかも何となく把握できているので、表情づけの説明にも納得してくれます。ただし、一方的にならにように「どんな風に歌いたい?」と子どもの曲に対するイメージを引き出しながら。この2回目のパート練習で課題を解決できるかできないかが次の段階に大きく影響します。2回目の練習の最後では、気になるところを数回練習し、最後に一曲通します。その一曲通すときの声かけが大切なんですよ。短く、いかに子どもの心に響く言葉にするか・・・。「この52名で歌うのは卒業式が最後。もう二度とないよ。(一期一会)」と。これだけの言葉ですが、子どもの表情が変わります(それまでの信頼関係にもよるのでしょうが)。そして合唱に命が吹き込まれます。月曜日には3回目の練習があります。練習の度に成長する子どもたちの姿が楽しみです。・・・でも、1回目の練習の前の日は不安で眠れないし、思っている響きが出なくてパニックになりそうになったり、指示の言葉が浮かばなくて自分に腹が立っていらいらしたりするんですよ。

次の学習指導要領

小学校2011年度、中学校2012年度予定で実施される学習指導要領について、現段階での案が提示されました。インターネットでの公開と同時に各学校に分厚い冊子が一冊届いているはずなんですが・・・もう見ましたか?広く意見を聞くと言うことですので、「音楽科」の部分を読んで意見を表明していきましょう!

さて、今回の指導要領は次の五つの反省点を生かす形でまとめられています。①「生きる力」について、文部科学省と学校関係者、保護者などとの間に十分な共通理解がなされなかった。②子どもの自主性を尊重するあまり、教師が指導を躊躇する状況があった。③各教科での知識・技能の習得と、総合的な学習の時間での課題解決的な探究活動との間の段階的なつながりが乏しくなった。④知識・技能を活用する学習活動を行うためには、現在の授業時数では十分ではなかった。⑤豊かな心や健やかな体の育成が十分ではなかった。

めまぐるしく変わってきた教育政策、それがある意味で大きな混乱をもたらしていることは否めないと思います。そこのところを反省し、具体的な改良点を明確にするということなのでしょう。全道音研の共通主題にもある「生きる力」の意味は今までと変わるものではないと述べられています。確認してみましょう。①基礎・基本を確実に身につけ、いかに社会が変化しようと、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力②自らを律しつつ、他とともに協調し、他を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性③たくましく生きるための健康や体力

音楽科における「生きる力」とは何でしょう?前回の大会の時にもみんなで考えましたが、研究を進めるにあたってもう一度みんなで考えてみようと思います。

そして、今回注目されていることの一つに「言語活動の充実」があげられます。言語は、論理や思考といった知的活動やコミュニケーション、感性、情緒の基盤と言われています。全空知音連では2005年度にこのことについて研究に取り組み、研究紀要にまとめたところです。その当時は、「音楽に言語活動なんて」と相手にされないときもありましたが、今の時期になって注目されだしているところです。ただし、大手の塾の解説を見ると「これからの音楽の授業では、‘シューベルトについて’などと調べてレポートにまとめるような授業が主流になります」とまことしやかに述べられています。そういうことではなく、「音楽を聴いて、自分の感じたことや気づいたことを言葉で伝える」ということです。これからさまざまな授業方法等が紹介されてくると思いますが、惑わされずに・・・。                                                                     

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夢街

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