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続「自分で決める」

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前回は高校受験にかかわって「自分で決める」ということについて書きました。
この「自分で決める」ということは高校受験に限った話ではありません。
来年度の全道音研の研究授業の取り組みにも同じことが言えます。

研究授業で一番大切なことは・・・

自分が本当に一番やりたいことはなんなのか?

ということです。
指導書や指導事例を見て、「おもしろそう!私もやってみたい」と思うこともあるでしょう。
学習指導要領や雑誌を読んで、「これをやらないと新しい流れについて行けないみたい」と思うこともあるでしょう。
「今までやったことがないから・・・チャレンジしてみたい」と思うこともあるでしょう。
「条件から考えるとやれることはこれかな・・・」とおもうこともあるでしょう。
でも、もう一度自分に問うてみてください。

本当に自分のやりたいことと一致している?

授業者は常にこれを問い続けてください。
共同研究のメンバーも毎回ここを確認し合ってください。
話し合いに行き詰まったら必ずこの原点に立ち戻ってください。
これがはっきりしないまま研究を進めても、必ずどこかでズレが生じます。
迷いが生じ、グループ研究を開くごとにやりたいことが変わっていくという最悪の事態を招くことも。
そんな状態で自分をごまかし、指導案を書き進めていっても、目標や題材感、本時案に統一性を望むことなんてできません。
何を言いたいのかわからない指導案、授業と指導案が遠くかけ離れた実践となることでしょう。
仮に立派なものが完成したとしても、「これがやりたかったことかなあ?」という不満足感ばかりが残るという結果も・・・。
自分が納得していない指導案なのですから、共同研究を進めているグループのメンバーにも思いは伝わりません。
当然、当日の参観者の方々にも伝わるわけがありません。
せっかくたくさんの時間と労力をかけて仕上げたものなのに、説得力や熱意の欠けたものとなり、記憶に残るのは無力感ばかり。
それではなんのために研究授業に取り組んだのかわからなくなってしまいます。

「目の前の子どもたちにこれを身につけさせたい!」
「やるなら絶対にこの授業でなきゃだめ!」
こういう強い思いがないと研究の厳しさに耐えていくことはできません。
周りの人を説得することもできません。
助言をもらっているうちに自分の思いがぶれていってしまいます。
「これをやれというからやったのに・・・」
「あの人の助言を聞いて取り組んだのに・・・」
「みんなが期待していると思ったから、この内容でやってみたのに・・・」
何をやりたいのかがはっきりしていないと、うまくいかなかった時に周りの人のせいにして逃げてしまったりもします。
研究授業に取り組み、公開するのは授業者本人です。
周りの者が代わって授業を公開することはできません。
だからこそ、授業者本人が「自分で決めた!」という思いや覚悟を持つことが大切なのです。
そして、授業者本人が決めたことについて、その思いを達成できるようにいろんな角度から助言をして支えていくのが研究グループのメンバーなのです。
授業者本人のやりたいことがはっきりしていればいるほど、具体的な助言や支えを引き出すことが可能です。
「なにがなんでもこれをやる」というものをしっかりと決めて下さい。

先のことは誰にもわかりません。
わからないからこそ不安になるし、悩むのだと思います。
やるからにはある程度の覚悟が必要。
だからこそ、自分の思いを伝え、周りの意見を聴き、自分も周りの人たちも納得のできるものを選択していくことが大切なのでしょう。
たとえどの道を選んだにしても、自分のやりたいことや思いが生かされているということが支えとなるはずです。
自分のやりたいことをはっきりとさせ(自分で決める)、自分のやりたいことを伝えていく(覚悟を決める)こと。
厳しいかもしれませんが、自分自身のために、目の前の子どもたちのために、残り少ない時間に自分の思いをのせていきましょう。

うまくまとめきれなくなってしまいました・・・スイマセンsweat02

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コメント

 札幌の笹木です。あけましておめでとうございます。ご無沙汰しておりましたが、日々先生のブログは拝見させていただいておりました。コメント差し上げようといつも思いながらも、雑事にかまけて時間がとれず、年明けとなってしまった事をお許しください。遅ればせながら、今年もよろしくお願い申し上げます。

 さて、いよいよ空知で全道音研が行われる年となりましたね。昨年12月頭に札幌で行った北音教札幌市中学校支部の研究大会で野村さんと久しぶりにお話でき、とてもうれしく思いました。岩見沢に移られた斉藤君も創作の授業をされるようですね。創作については、私も昨年から少しずつ実践づくりに取り組んでおり、その土台となるレポートははじめてお会いした昨年2月の実践学会でお渡ししていたように思います。先生も記事で紹介しておられましたが、今年の実践学会にも尾藤先生より直接お誘いいただいていますので、ぜひ参加させていただこうと思っています。野村さんが「音楽作り」のワークショップをされるようですので、これも楽しみです。ただ実践発表については、何にしようかあれこれ悩んでいるうちに申し込みの締め切りが過ぎてしまい、どうしたものかなと思いあぐねているところです。ともかく今年は「創作」分野でなにか実践提案できたらいいなと漠然と考えています。

 今回先生が提起されている「自分が本当に一番やりたいことはなんなのか?」との問いに、私自身大きく揺れているところがあります。実は昨年から、自分の実践を反省的に振り返り、機会があれば論文の形にまとめてみたいと考え、まずは北海道大学の大学院で学びなおそうと1年かけて受験準備を進めてきました。認知心理学の安達先生にコンタクトを取ったのもそれが理由です。ただ認知科学の分野で論文を書くには専門的知識に欠け、それが果たして私自身にとって「本当にやりたいこと」なのかどうかと問われると、躊躇してしまうところがあります。以前このブログでも紹介させていただいた「5分間鑑賞」をベースにして教育方法学的なアプローチで研究をまとめようと思ったり、音楽の療育的効果に着目して臨床教育学的に子供の側に立った授業実践の記録をまとめてみようとか、果ては「音楽における協働の学び」をフィンランドやカナダの協働学習Collaborative learningに注目してまとめてみようとか、いくつかのリサーチクエスチョンはあるのですが、風呂敷ばかりが広がって誇大妄想的になり、まとまらず困っているという現状です。今月半ばまでに「研究課題概要」を作成して必要資料とともに提出しなければならないのですが、どうも上手くまとまりそうもなく悩んでいたところで、今回の先生の記事に触れました。「やるからにはある程度の覚悟が必要」との言葉に、少し勇気をいただいた気がします。願書提出まで残り10日ほどあります。ともかくあきらめないでやれるところまで考え抜いてみようと思います。結局は「自分で決める」しかないのですから…。

 久々のコメントにもかかわらず、またも長々と皆さんの関心からずれた事を書き連ねてしまい申し訳ありません。「自分の思いを伝え、周りの意見を聴き、自分も周りの人たちも納得のできるものを選択していく」との言葉に甘えて、皆さんからもご意見いただきたくコメントさせていただきました。もし今年の実践学会でお会いできれば、今後の悪戦苦闘の経過も直接お話できるかと思います。皆さんにお会いできます事を楽しみにしております。では失礼いたします。

2009年最初のコメントをありがとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
自分を見つめ直し、学びを深めるために大学院への進学を考えているとのこと。
本当に頭が下がります。
学校現場で実践を積みながら自分を磨き続ける。
一度学校現場を離れ、自分のやりたいことに思いっきり没頭してみる。
どちらの方法でも学びを深めていくことは可能でしょうから、あとは自分自身がどの道を選択するかです。
今回の記事は子どもを指導するにあたってのことと授業を公開するにあたってのことについて書いたものなので笹木さんにとってふさわしいものであるかどうか・・・。
ただ、私の経験からすると自分の信じる道で精一杯生きていると何かしら見えてくることは事実です。
自分の考えを補強するような理論が次から次へと出てきたときには、自分の進んできた道が間違いではないという自信につながります。
反対に自分の考えに対して否定的な意見が出てくるときもありますが、それを受け入れて修正することによって自分の考えを磨くきっかけともなります。
結局は「どっちにころんでもしめた!」です。
あきらめず、ふてくされず、継続していくことこそが大切なのだと思います。
一生懸命取り組んでいることには必ずなにがしかの道が見えてきますから。
一生懸命と口で言うのは簡単ですが、行動に移すとなると並大抵ではないですがね。

私は論文を書くのが苦手です。
自分自身の理論をそこまで持ち合わせていないからです。
仮にあったとしても、私の理論というものはいろんな方々の考えを受け入れ、自分の目の前にいる子どもたちや仲間と過ごす中で築きあげられてあげられてきたものです。
自分で何かを創りあげ、自分から何かを発信しているというものではなく、いろんな方々の考えをまとめているといった方がいいでしょうか。
いろんな方々の理論を自分の教育実践のためにいいように使わせてもらっているというのが現状です。
その意味で、笹木さんの取り組みがうらやましいです。
自らの今後の教育実践のために大きな足跡として残るようなよりよい論文ができあがることをお祈りいたします。


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