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続・校種の違いから

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小学校勤務の経験しかない管理職によく言われたことを書きます。
若いときには結構熱くなって言い返した記憶が・・・coldsweats01
今では校種による違いの大きさがわかっているので冷静に受けとめて反論しています。
いろんな角度から意見をもらうことはすごく勉強になりますよ。
でも、相手の管理職にも受け入れる度量があったら意味のない言い合いにならないですむんだけどなあ(o^-^o)

①小学校の繰り返しはいらない
「中学校の勉強は小学校の学習を身につけた上に成り立っているはず。」
「どうして中学校に入学してから小学校の復習をやるのか?」
「中学校の部分からスタートさせれば時数も足りなくならないはず。」
そうは言うけど、小学校のつまずきを抱えたまま入学してくる子どもがけっこういるのも現実。
わからないまま中学校の勉強をスタートしても、最初からつまずいたままとなってしまう。
希望を持って中学校に入学してきたのに、最初から落ちこぼれてしまうなんてかわいそうです。
それを少しでも解消しようと、関係する小学校の内容を復習。
中学校に入学してきたからには中学校の役割となるのですから。
そうすると時数が厳しくなってしまう。
また、総合的な学習の時間にも次のようなことをよく言われます。
「小学校と同じ課題に取り組んでいる。」
「小学校で経験してきているのだから中学校ではさらに発展させることができるはず。」
段階的に成長できることに越したことはありません。
現実はなかなかそうはいかないものです。
小学校で一度取り組んだ課題であっても、中学校の視点で考えることができればそれでいいんじゃないかと思うのですが・・・。
それに小学校で身につけたことをもとに、中学校では自分たちの力でまとめることができるように育てているのですから。

管理職:小学校では責任を持って子どもに学力を身につけさせている。
私:習ったことを忘れてしまうこともあるだろうし、身についていないという現実もあるのですが・・・。
管理職:じゃあ身につけさせていない小学校のせいにするのか!
私:そうじゃなくて。そういう現実があるのだから、子どもがつまずいているところかスタートさせることも必要ですよね。

こんなやりとりをすることもあります。
お互いに責任を押っつけ合っていても何も解決になりません。
現実にそういう実態の子どもがいるのだから、その子どもたちが不利益を被らないようにしてあげるのがそれぞれの学校での役割だと思います。
時間がたつと身につけたことでも忘れてしまうことってありますものね。
その時はわかったつもりでいても、完全に自分のものとなっていないときだってあるし・・・。

②完成度の高さを目指していない
学校祭や卒業式などの行事関係でよく言われることです。
「もっと先生方が手を加えればよいものになるのに。」
「中学校の先生方は、現状に満足し、よいものを創りあげようとしていない。」
できあがったものが、大人たちから見るとつたないと思えることもあるでしょう。
でも、けっして手を抜いているわけではないのです。
教師側で準備を進め、自分のやりたいように子どもに指示を出して創りあげることほど楽なことはありません。
労力と時間はかかるけれども、教師の手で創りあげればかなり立派なものもできあがります。
それでも中学校では、あえて子ども自身で取り組む部分を多くしています。
自分たちの力で創りあげる喜びを知ってほしいからです。
そのことが社会に出たときに役に立つからです。
そのために、子ども自身の手で創りあげるその過程をより大事にしようと指導を工夫し、苦労を重ねています。
その過程はなかなか見えにくいものです。
発表の成果や結果で判断されていまいがちなのですが・・・。

③研修の時間が短い
「研修の回数が少ない。」
「研修の時間が短い。」
「研修内容がぼやけている。」
放課後の学級指導、生徒会指導、学校行事の取り組み、部活動・・・。
放課後にも子どもが残って活動しており、やることがびっちり。
勝手にやらせておくわけにもいかないですし・・・。
その合間をぬって職員会議や各種会議、研修が入ってきます。
いかに時間を生み出していくか・・・もう時間の取り合いです。
そんな中なのでどうしても回数や時間が短くなってしまいます。
そうして、教科担任制。
研修主題を立てて研修に取り組むものの、教科の独自性が優先されます。
全員が同じ教科を教え、その教科の指導方法について研究し合う。
小学校であれば可能なことですが、中学校では複数の教科担任がいない限り難しいことです。
同一の教科についての研修ではない、ということから内容がぼやけているように感じるのでしょう。
ちゃんと指導方法がどうであったのか、その結果子どもがどのように変容したのかといったことを検証しているのですが・・・。

小学校と中学校の違いってけっこう大きなものがあるんじゃないかな、と思います。
どちらがよいか、悪いかというものではありません。
それぞれの校種の違いを受けとめることが大切だと考えます。
今回は小学校しか経験のない管理職が中学校に来たときのことを書きました。
この逆で中学校しか知らない管理職が小学校へ行くとその違いに戸惑うこともあるでしょう。
自分の今までやってきたことに固執するのではなく、その校種ならではのものを受けとめる広さが必要ですね。
わからないものはわからないのですから・・・。
それまで経験してきた自己の論理だけで判断して批判するのではなく、謙虚に聞く耳を持ちたいものです。

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