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音符カーソル

カテゴリー「つれづれ音楽記」の281件の記事

大好きな音楽、聞いてよかった音楽、出会ってよかった音楽などを紹介します。

Kim Carnes

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なじみのお店、

たまたまロック歌手のボニー・タイラーの話になる。

それなら、この人を知ってる?

と聞かせてもらったのがキム・カーンズ。

名前はすぐにっでてこなかったけれども、

確かに曲は聴いたことがある。

ハスキーな声が何とも魅力的。

聞かせてもらったのは、「Voyeur」というアルバム。

その中に、

「Breakin' Away from Sanity」という曲があり、

とても気に入ってしまった。

https://www.youtube.com/watch?v=dPFKfSBnSPQ

ピアノ独奏から始まるバラード。

後半には児童合唱も。

何か深い思いが込められているのかも・・・

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英語が大の苦手な私は、

勝手にそんなことを考えていたのだけれども・・・

たっだのやけっぱち失恋ソングでした。。。

意味深な旋律と歌声にだまされてしまいました。

でも、

そのギャップが魅力なのかな。。。

Barber:Agnusdai

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ラトヴィア放送合唱団の演奏がすばらしく、

マーラーの「Adagietto」を探している時に偶然見つけた曲。

バーバー作曲の「アニュス・デイ」。

アメリカの作曲家バーバーの弦楽四重奏曲第1番のアダージョ楽章。

「弦楽のためのアダージョ」として有名で、

静謐な響きから、著名人の葬儀の際によく使われている。

バーバー本人はこれが不服で、

「葬式のために書いた曲ではない」

と言っていたのに、作曲者本人が亡くなった時にも使われてしまった。


https://www.youtube.com/watch?v=fRL447oDId4

ベトナム戦争も意識していたらしく、

「平和」を祈る気持ちがとても強く込められているとのこと。

そのため、

作曲者本人が歌詞をつけて合唱用に編曲した。

これがまたすばらしい!

合唱だからこその透明感が心の安らぎをもたらす。

「平和」を祈らずにはいられない。

人にしても音楽にしても・・・

出会いって不思議ですね。

Mahler::Adagietto

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ラトヴィア放送合唱団をどうしても聞きたくて出かけた演奏会。

シューマン作曲の「ミサ・サクラ」から演奏会が始まる。

美しい響きの歌声に浸っているうちに、

あっという間に45分がたってしまった。

心にじんわりとしみこむ歌声。

なんだかやさしい気持ちになれた。

そして、

休憩を挟んでの演奏。

まずはオーケストラによるマーラ-作曲交響曲5番の第4楽章。

速度記号の「Adagietto」と呼ばれることもある。

音楽のラブレターなんて表現されることもあるけれども、

ホリガーさんの指揮から生み出される音楽はとても情熱的。

最後の音が消え入ると、

そのまま無伴奏合唱が始まる。

ゴットヴァルト編曲、アイヒェンドルフの詩による「夕映え」。

「Adagietto」を無伴奏合唱に編曲したもので、

ホリガ-さんに捧げられている。

先ほどのオーケストラによる情熱的な演奏から一転、

清澄な響きが会場内を包み込む。

もしかしたら、この対比を作るために情熱的演奏したのかな。

声の響きがあまりにもすばらしく、

天上にいるかのような気持ちに。

心がとても穏やかになっていく。

演奏後もその響きにしばらく会場が浸るほどだった。


https://www.youtube.com/watch?v=4H4pNFF5nBM

ラトヴィア放送合唱団の演奏ではないけれども、

見つけたので・・・。

心優しくなれた演奏会だった。

もう一度聴きたいなあ・・・。

ドビュッシー:海

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ハインツ・ホリガーさん指揮、

第599回札幌交響楽団定期演奏会を聴きに。

どうしてもラトヴィア放送合唱団の演奏を聞きたくなったので。

その記事はまた別にして・・・。

同じ演奏会の最後に演奏されたドビュッシー作曲「海」。

3つの交響的描写という副題がついていて、

「海の上の夜明けから真昼まで」

「波の戯れ」

「風と海との対話」

の3曲からなっている。

3つの曲をに共通の主題があり、

統一感がある。

初めて実演に接し、大規模編成にまずびっくり!

一人の奏者で弾く場面がまったくと言っていい程なく、

必ず複数の楽器が組み合わされている。

楽器の音色が複雑に絡み合い、

同じ緑でも光の当たり方や時間の経過によって

様々に変化していくことを連想させる。

多彩な音色と時間の経過による移ろいゆく音楽、

それを「海」というものになぞらえて表現している。

「海」を音で描写したのではなく、

音楽を海になぞらえている・・・伝わるかなあ・・・。

この演奏を聴いたあとに中島公園を通ると、

こんなにも多様な色彩に世の中があふれていることを再発見。

気づけなかっただけなんですね。

そこにあったのに・・・。




ストラヴィンスキーと共に、

このドビュッシーが新しい音楽の扉を開いたのだな、

と改めて感じた。

半世紀を生きてきて、

ようやくわかることってあるのですね。

すばらしい演奏会でした。

khatia buniatishvili

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5月の連休中、

読書の合間にすてきな演奏を発見。

森の中でのピアノ演奏。

小鳥のさえずりも聞こえる緑豊かな中でのピアノ音楽。

こんな演奏会があったらなあ・・・。

でも、心休まったの一曲目のバッハだけ。

そのあと繰り広げられる音楽にびっくり!

テクニックは抜群なのだけれども、たくさんのミスタッチ。

それを気にもとめない勢いと骨太の音楽。

それでいて弾き飛ばしている感じがしない。

超スピードで弾きまくるのかと思ったら・・・

いきなりの急ブレーキで情感たっぷりに歌う。

なんて自由奔放で濃厚な音楽・・・。

お転婆娘、という表現がぴったり!

これだけ妖艶で色気のあるピアノはなかなか聴けない。

バーンスタインがこれに近いかな。

もしかして、ホロヴィッツを意識している?

ホロヴィッツ編曲のものも演奏しているようだし。

違いは・・・ホロヴィッツの音は青白い炎がめらめらと立ち上がっていた。

一瞬で人の心をわしづかみにしてしまう悪魔のようなすごみがあった。

この女性ピアニストの音は・・・・深紅の炎。

何とも言えないあたたかい人間的な情感にあふれている。


https://www.youtube.com/watch?v=eYlIk19CbBI


名前は・・・「khatia buniatishvili」

グルジア出身のピアニストとのこと。

スリリングなショパンや濃厚なスクリャービンのエチュード。

ソロをたっぷり堪能したあとの連弾、

ブラームスのハンガリー舞曲やピアソラのリベルタンゴなど、

スリリングでとても楽しかった。

即興演奏もすごい!

あまりにも気に入ったので、片っ端から聞いてみることに。

https://www.youtube.com/watch?v=3jbHbDena_U&t=1672s


自分はこのシューマンの協奏曲がすごいと思った。

こんな解釈はなかなかない。

諸手を挙げて賛成の解釈ではないけれども・・・。

確かパーヴォ・ヤルヴィ指揮するNHK交響楽団と共演した時、

第3楽章後半で大きな演奏事故を起こしてしまい、

N響としては久しぶりのブ-イングが飛んだと聞いている。

自分が視聴した演奏でも・・・

ブラームスのピアノ協奏曲第2番第4楽章では、

大事なパッセージを忘れてしまい大事故に。

オーケストラ共々演奏が止まってしまい、

即興演奏しながら何とか立て直すという始末。

テンポは揺らすわ、

突然猛スピードで弾きオーケストラがついて行けないわ、

オーケストラよりも先に終わってしまうわ、

ミスタッチは多いわ、

大事なパッセージを忘れて弾き飛ばしてしまうわ・・・

終演後には必ず笑顔でいるところを見ると、

本人は全く気にしていないのだと思う。

オーケストラを挑発しているんだろうなあ・・・。




なんとも抗いがたい魅力にあふれているピアニストです。

容姿にごまかされたくないので、

音だけで聴いてみたのだけれどもやっぱりすごい!

実演で聴いてみたいピアニストの一人です。

「Ombra Mai Fu」

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音楽三昧の日々。

一軒家の借家となったので、

周囲に気兼ねすることなく、

朝晩を問わずに音楽を楽しんでいる。

そんな中、学生時代に流行したCDを聞いてみた。

なめらかな歌声が気に入って、

発売後、すぐに購入したCDだった。

キャスリーン・バトルが歌う「Ombra Mai Fu」。

ウィスキーのCMで有名になったアルバム。

1.歌劇「セルセ」~オンブラ・マイ・フ
2.愛の喜び
3.夜と夢D.827 Op.43-2
4.なんときれいな髪の毛
5.ポプラの林へ行ってきた
6.イン・トゥルティーナ
7.ヴィラネル
8.夢にきませ
9.ヴォカリーズ

何とも心に染みる歌声で

懐かしく聴いた。

このアルバムの中では、

自分は「Vocalise」が一番好きなのだけれども。

疲れた時の癒やしとして、

しばらく楽しもうと思う。


https://www.youtube.com/watch?v=5rBEcokvsF0

調べてみると、

映像も発見。

何とも便利な時代になったと思う。

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

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「ピアノ独奏つきの交響曲」、

「ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番と並ぶ難曲」、

スケールの大きさ、

そして弾きこなすためには高度な技巧が必要とされることから、

しばしばこんな表現で語られるこの曲。

悲劇的で長大な第2楽章のスケルツオがついて、

ピアノ協奏曲には珍しく4つの楽章からなっている。

ブラームス本人は・・・

「スケルツオ付きの小さな交響曲」と逆説的に表現しているのだが・・・。

ホルンから始まる深々とした響きの第1楽章、

チェロ独奏がとても美しい第3楽章、

哀愁とユーモア、軽快さが入り交じる第4楽章。

どれもがすばらしいのだけれども、

個人的には第2楽章が絶品だと思っています。

どんなにあこがれを持って求めても、

決して手に入れられないもの。

情熱的な音楽であるのに、

胸に切なく迫ってくる。

高校2年生の時に初めて聞いたときから、

この第2楽章が大好きです。

その時の演奏はバックハウスのピアノ、シューリヒト指揮のウィーンフィル。

様々な演奏が残っており、

どれもすばらしいのですが、

映像ではこれがすごいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=n94vcKmDJwo

ポリーニのピアノ、アバド指揮のウィーンフィル。

抜群のテクニックに支えられたみずみずしい音楽、

技術と音楽性のバランスがすばらしいと思います。

初演の際は、ブラームス自身が独奏を勤めたといいますから、

相当ピアノがうまかったのでしょう。




高校生の時、

一つ年上の女性とつきあっていたのですが、

その彼女が文学と音楽を好きな方で。

ブラームスとシューマンのすばらしさを教えてくれました。

ブラームスでは特に交響曲第3番。

その影響でこのピアノ協奏曲第2番に出会えたのです。

私の文学と音楽の幅を広げてくれた方でした。

誘われるがまま、

渡辺暁夫さんの指揮する日本フィルを二人で聴きに行ったことも。

曲は、ベートーヴェンの交響曲第5番とシベリウスの交響曲第2番。

すごい人と出会っていたんだなあ、と。

結局は、思想面で合わずに別れてしまいましたが・・・。

私が子ども過ぎて、

一緒にいても成長できなかったのだと思います。

「イタリア協奏曲」

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札幌交響楽団によるバッハの管弦楽組曲全曲演奏会。

その通奏低音を担っていたのが、

チェンバリストの辰巳美納子さん。

この演奏会で初めて演奏を聴いたのだけれども、

すっかりその演奏に魅了されてしまいました。

その演奏は・・・

音楽に生命を吹き込んでいるような感じ。

オーケストラを支えつつ、

たった今、新たな音楽がその場で生まれたかのような、

とても生き生きとした躍動感にあふれる演奏でした。

あまりにも演奏がすばらしかったので、

ロビーで売っていたCDを購入してしまいました。

バッハのパルティータ全集もほしかったのだけれども・・・

財布の中身が寂しかったので・・・。

曲目は、

「半音階的幻想曲とフーガ」

「幻想曲とフーガ イ短調」

「イタリア協奏曲」

「フランス風序曲 ロ短調」

この中で一番好きなのはフランス風序曲。

ヴァルヒャのチェンバロに魅了された高校生の時からのお気に入り。

辰巳さんの演奏は、

どの演奏もとても良く考え抜かれていて、

それでいて音楽の流れが自然なのです。

知性と感性のバランスと言ったらいいのでしょうか。

これ以外の弾き方はないのでは・・・

と納得させられるのです。

ポピュラーすぎる感じの「イタリア協奏曲」、

有名が故にあまり接してこなかったのですが、

華麗な音楽とがっちりとした構造に聞き入ってしまいました。

初めてこの曲のすばらしさがわかった気がします。

リサイタルで札幌に来ることはないのかな・・・。

もう一度聴きたいと強く思う演奏家。

とりあえずは、

札幌交響楽団のあの日の演奏会がCDとなることを待ち望んでいます。

札幌交響楽団第596回定期演奏会

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楽しみにしていた演奏会、

ポンマーさんの指揮と札幌交響楽団による、

バッハの管弦楽組曲全曲演奏。

フルート独奏は高橋聖純さん、チェンバロは辰巳美納子さん。

Kitaraに到着してすぐのロビーコンサート。

野平一平さん編曲による「4つのヴィオラによるシャコンヌ」。

バッハの無伴奏ヴァイオリン組曲のシャコンヌを編曲。

これが骨太ですばらしい演奏・・・コンサートへの期待が高まっていく。

ホールに入るとこじんまりとした配置。

小編成による演奏であることがわかる。

演奏は第3番と第2番、休憩を挟んで第1番と第4番。

第1番、第3番、第4番、

序曲の第一音が鳴り響いた途端、

祝福を受けているかのような幸福な気持ちが次から次へとあふれてくる。

敬虔でやさしい気持ちに満たされていくのがわかる。

鳴り響いている音楽に、ただただ包まれていく感動。

心揺さぶられるような感動ではないのだけれども、

静かに静かに心が満たされていく。

ただ第2番だけ破局の性格が少し違う感じ。

より内面的で個人的な感情が強い感じを受けた。

あのしなやかなマーラーの交響曲第7番とのつながり、

何となく近い存在に感じた。

組曲第2番を聞けば聞くほど、マーラーの第7番が身近になっていく感覚。

私はこの演奏がとても好きでコンサート前にたくさん視聴していました。


https://www.youtube.com/watch?v=5_lHARqkibM

当日の演奏は・・・

奏者の自由さを保ちながら要所をきちっとまとめていくポンマーさんの指揮、

対位法的な部分での処理が抜群で、立体的にとてもおもしろく聞けた。

独奏者的な扱いのフルートはもちろん、トランペット、オーボエ、ファゴット、

の音色が華やか。

それを生き生きとした弦楽器が支えていく。

中でも低音と通奏低音がすばらしく、

辰巳美納子さんのCDをロビーで発見して購入してしまいました。

音楽に生命を吹き込んでいるような演奏。

ファンになってしまいました。

アンコールは、」第2番のバディヌリ、第3番の「アリア」。

凜とした演奏の中にあふれる歌。

魂が高められたような演奏会でした。

終演後の鳴り止まない拍手、

それに応える笑顔のポンマーさん、

この日の演奏会のすべてを物語っていました。

感性の違い

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風邪で調子が悪くて横になっている時、

動画サイトを見ていて偶然発見した演奏。

ショパンのEtude OP.10-12、

日本では「革命」と呼ばれている曲のジャズバージョン。

https://www.youtube.com/watch?v=R6Zc2vKBF-4


視聴する前は、

ただのウケねらいかな・・・

なんて思っていたのだけれども、

これが妙にはまっている。

ショパンの楽譜は、

作曲者が頭に描いていた音楽と、

演奏者が実際に音にした演奏とに齟齬が生じないと言われている。

これほどの楽譜を書けた作曲家は他にいないと思う。

元々の曲がしっかりとしているからこそ、

今回のような編曲にも耐えられるのかな。

それにしても、

この感性の違い!

ついつい何回も見てしまいました。




ちなみに原曲は・・・

https://www.youtube.com/watch?v=7u6iXQ5_MCA

いかがでしょうか?

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