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カテゴリー「こころを育てる」の232件の記事

教育全般について感じていることや考えていることを紹介します。

小さなおくりもの

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小学校には、

2時間目と3時間目の間の中休み、

給食後の昼休み、

という二つの長めの休み時間があります。

この時間を使って子どもたちは、

わからなかったところを勉強したり、

図書室に行って本を読んだり、

体育館やグラウンドで遊んだり、

思い思いの時間を過ごします。

私は校長室を開放しているので、

お客さんが来たり、

出かけている時以外は、

校長室に子どもたちがやってきます。

学級での出来事や家族とのこと、

いろんなことを話してくれる貴重なふれあいの時間です。

ある日、

一人の子どもがニコニコしながらやってきました。

「校長先生にプレゼント!」

小さな小さな四つ葉のクローバーでした。

「校長先生にいいことがありますように!」

うれしい一言とともに・・・。

しかも!

「先生方全員分を摘んできたんだ」

そう言って職員室の先生方に手渡したり、

机の上に置いていきます。

心があたたかくなった時間でした。

私は本当に幸せな教師です。

この子を大切にしていかなきゃな・・・。

そして、こんなすてきな子どもがたくさん増えるように・・・。

そんな教育をしていきたいです。

心を見せる

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先生方に心配をかけることが多かった子どもたち。

式の練習にもなかなか真剣に参加できないことも。

ただだ、

必死に何かを伝えようとする1~5年生の姿に接した途端、

感動が心に満ちたようでした。

練習中に涙する卒業生が出始めたので。

そんな姿を見て、3回目はこんな話をしました。



私が前にいた学校の卒業式は、

北海道のあちこちで小学校の卒業式に参加したことがある、

来賓の高校の校長先生から北海道一感動のある卒業式という評価をもらった。

今、この学校の卒業式も近いところにある。

でも、何かが足りない。

それはなにか・・・?

1~5年生が卒業生のためにすばらしい式をつくってくれている。

卒業生のみんな、感動で涙がでしそうだよね?

でもね、

卒業式はお祝いされるだけの場ではないんだよ。

心のこもったお祝いを受けて涙を流すだけで終わっては駄目なんだ。

卒業生がこの式を創り上げること。

つまり、

卒業生として1~5年生に、そして式場にいるすべての方々に心を伝えなければいけない。

心は込めるものじゃない、

心は見せるものなんだよ。

卒業式当日、6年生の心を見せてください。

それを見ることができたら北海道一感動のある式になります。



そして卒業式当日。

全校児童の心が響き合う最高の式となった。

歌のできは涙でいまいちだったかもしれない、

たくさんの人がいて、その緊張でうまくいかないところも。

でも、心が見えた。

閉式の辞を涙でうまく読むことができませんでした。

一期一会

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卒業式練習の2回目で話したこと。

前日の歌があまりにも感動的だったので、

そのことについて話をしました。



機能のみんなの全校合唱を聴いて、

卒業式を心のこもったすばらしいものにしようという気持ちが伝わってきて、

とてもうれしい気持ちになりました。

ありがとう。

最初は緊張で思うように声が出なかった。

でも、だれひとり諦めず、

最後まで支え合って歌っていたところに感動があふれていた。

3月19日という日、

この学校の体育館で、

このメンバーで合唱をすることができるのこの瞬間しかない。

二度と同じものに巡り会うことはできない。

だからこそ、

みんなにしかできないかけがえのない歌声を響かせてほしい。

歌で心を見せてほしい。



この日の朝、

現職で亡くなられた先生の夢を見たので、

そのことも子どもたちにお話をしました。

きっと子どもたちを励ましたくて夢に出てくれたと思うので。

卒業証書番号

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卒業式練習。

全校の子どもたちを目の前にして礼法や動きの確認を行う練習。

その時、校長祝辞や教育委員会告示、来賓祝辞があるのだだけれども、

一般教員の時から必ずここで話をするようにしている。

全校に自分の考えを伝える最高の機会。

これを利用しないで、「頑張ってください」で終わらせるなんてもったいない。



今年の初日は「卒業証書番号」について。

卒業生の一人が、

「卒業証書を渡す時に、最後に読む数字は何?意味あるの?」

と聞いてきたので。



この学校ができて最初に卒業した人には第1号の卒業証書が手渡される。

次の人には2番、その次の人には3番・・・

そうして、今年の最後は○○さんの「○○○○番」。

この学校の歴史の中で、誰一人として同じ番号の人はいない。

卒業証書のその番号をもらえるのは世界でたった一人だけ。

6年間それぞれが生きてきた証。

たった紙切れ一枚だけれども、それくらい重みがあるのが卒業証書。

文字と文字との間には、書き切れないたくさんの思いがこもっている。

それから、

これまでこの学校を巣立っていった先輩たちの思いがその数字には込められている。

その重みを感じてこの卒業式練習に臨んでいますか?

6年生はこれまで受け継いできて守ってきた伝統を1~5年生に受け渡す責任がある。

1~5年生には、それを受け取る責任がある。

それを誓い合う場が卒業式です。

心を見せていますか?




初回はこんな話をした。

2回、3回と続けるうちに、

子どもたちがお話を待ってくれるようになった。

貴重な機会ですから、是非とも話をしてみては?

生き方を深める

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昔々、

音楽は哲学の一種であったという。

人としていかに生きていくのか・・・

そのことを音楽の美や調和をとおして追究していく。

哲学と言うからには、思想。

特に音楽は、

音を伴うことから、

「鳴り響く思想」と言っていいのかもしれない。




どの職業でも、

人の前に立つということは、

自分の人間性を相手にさらけ出している。

隠そうとしても、

内側から自然とにじみ出るもの、

それが人間性。

これまで生きてきた中で、

何を経験し、

何を考え、

どう生きてきたかが自然とにじみ出てしまう。




音楽を教える立場として、

子どもたちの前に立つということは、

これまで自分が歩んできた生き方そのもので勝負すると言うこと。

人としてどう生きてきたのかが、

そのまま音楽として現れる。

つけ焼き場ではどうしようもないもの。

日々、

人としてどう生きていくかを考えていきたいもの。

相手が子どもであるからこそ、

真剣に。

卒業式で育てる

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2月の後半ともなると、

卒業式に向けて合唱の練習が本格化してきます。

これだけ時間をかけて、

しっかりと創り上げる合唱。

そこに意味をしっかりもたせたいものです。




音楽は・・・

その日、その時、その場所で、そこにいる人たちによってつくりあげられる一回性の芸術。

二度と同じ音楽を聴くとはないのです。

その一期一会の表現の、厳しさと儚さと美しさを伝えているでしょうか?

そして、

技術的にどんなに未熟であったとしても、

その子どもたちだからこそ創り上げることができる演奏。

誰にも真似することができない、

そのかけがえのない価値を気づかせていますか?

未来を担う子どもたちだからこそ、

真剣に伝えなくてはいけないと私は考えます。

個性に対応する

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お気に入りの寿司店での話。

店主曰く、

どんな素材にも対応できる柔軟性が必要という。

常に最上級の素材が入ってくれば問題はないのだけれども、

そんなことはまずあり得ないとのこと。

自分が今目の前にしている食材、

たとえ最上級のものでなくとも、

その素材が持っている持ち味を最大限に引き出す技術が必要。

そのためには、

常日頃からいろんな素材に当たっておく。

そうしておかないと、

いざ難しい食材が目の前に現れた時に、

何をしていいのか、対応できなくなってしまう。

どんな食材にも対応できる技量、

それが求められる。




教育も同じで、

目の前の子どもたちはそれぞれがそれぞれの良さを持っている。

一人ひとりの良さを見抜き、

引き出していくのが教師の役目。

時には心の通じ合わないこともあるだろう。

対応しやすい子どもばかりに目が行ってしまうこともあるだろう。

それでも、

主観に流されず、

その子どもの持っているよさを引き出すことができるよう、

様々な個性に対応できるよう、

自らを磨き続けることが大切なのだと思う。

そして、

どうしても自分だけで対応することが難しかったら、

仲間の助けを借り、

学校全体で育てていく広さを持ち合わせたい。

感性を磨く

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最近とてもお気に入りの寿司店。

そこの若い店主の技量がすごい!

しっかりと見定められているネタがすばらしいのは当然。

さらにすごいのは・・・

その素材が持っているうまみを一層引き出す技量、

包丁さばき。

今まで出会ったことのない寿司だった。

ここの店主は話しも上手なので、話題はそのことに。




包丁さばきは教えることができる。

この部分をこの深さでこう切るとか・・・

でも、問題はその先。

たとえ技術を身につけたとしても、

素材の持っているうまさを引き出せることに直結しない。

目の前の素材も千差万別なので、

素材に合わせて切り方を変えていかなければならないから。

こうなると、技術以上に「センス」の問題となる。

その人自身が持っている「センス」。

そして、その「センス」は教えることができない。

たった一年で育っていく人もいれば、

十数年かかっても身につかない人もいる。

いかに感じ取って、学んでいくことができるか。

修行している最中は、

とにかく周りにいる人すべてが学ぶ対象だった。



こんな話を延々とした。

共通するのは「センス」。

私はそれを「感性」と言い換えているけれども。

「感性」は、私が常に追究してきたもの。

私が一生をかけて追い求める大きな課題なのだと思う。

では、「センス」「感性」を磨くには?

店主は、それぞれが持って生まれたものだと思うので、

磨くのは難しいと話をしていた。

音楽科教育に携わる者としてはそこが大きな課題。

いかに子どもたちの「感性」を磨かせるのか・・・。

感じ取る力を高めるために・・・

様々な音楽や美術などの芸術、自然などに世の中に存在するものに触れさせ、

聞き方や見方、感じ方を教えていかなければならないと思う。



楽しい時間で、あっという間に過ぎ去ってしまった。

そして、すべての職業は共通するということを二人で納得。

寿司職人としてお客さんの前に立ち料理を出す、

教育者として子どもたちの前に立つ。

人の前に立つ、

と言うことは自分の人間性をさらけ出すということ。

だから人間を磨かなくてはならない。

そのために常にみずみずしい感覚を持ち「感性」を磨き続けていきたい。

とらわれない

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テレビを見ていた時のこと。

チンパンジーやオラウータンを生け捕る方法、

というのを紹介していました。

麻酔銃で捕獲するのかと思いきや・・・

なんと、

樹に手がやっと入るくらいの穴を開け始めました。

その穴の中に、

彼らが好むバナナなどの果物を入れていきます。

匂いにつられ、穴に手を入れて果物を握りしめたところで網をかけるとのこと。

網をかけるために人間が近づくと、彼らは逃げるだろうと思っていたら、

逃げないのです。

というか、

果物を握りしめているために、

穴から手が抜けなくなってしまっている。

果物を離せば簡単に逃げることができるのに、

離そうとしないために捕まってしまう。

それだけ、彼らにとっては大好物で貴重なものなのでしょう。

絶対に手放したくないものなのでしょう。




人間も、もしかしたらそうかもしれません。

一度持った権力を手放したくがないために、

どれだけ判断を間違う人間がいることか。

人の道を踏み外す人間がいることか。

視点を変えて他を見れば簡単に解決できるのに、

目の前のことだけにとらわれてしまい、

結局は自滅していく人間がどれだけいることか。




とらわれすぎず、

的確に状況を判断して生きていきたいですね。

三つの否定

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これまで、

様々な方の相談にのってきた。

その多くは職場での悩み。

心折れそうな時に、共通して感じることがあるように思える。



一つめは、「自分自身の否定」。

どうせ私なんか・・・とにかく自分自身を否定する。

こんなこともできない自分が悪い、

力がないから、まわりに迷惑をかけている、

うまくいかないのは自信に問題があるからだ、

と自分自身を責め続ける。



二つめは、「環境の否定」。

うまくいかないのはあの上司のせいだ、

私が苦しいのはあの同僚のせいだ、

子どもたちや保護者のせいだ、

周りが悪いからうまくいかないのだと、

周りを責め続ける。



三つめは、「将来の否定」。

何をやってもうまくいかないからもうダメだ、

解決の方法なんてないんだ、

このまま生きていても苦しいだけだ、

将来もとにかく悪い方向にしか行かない、

自分の将来を悲観し続ける。



「自分自身の否定」「環境の否定」から入り、

「将来の否定」に行き着くことがほとんどだったかな・・・。

成功体験を思い起こさせること、

良い評価を得ている具体を伝えること、

周りもちゃんと見てくれていること、

それが自分の思うような援助でないだけということ、

自分視点だけではなく他者視点を持つこと、

持っている可能性を伝えること。

たった一つでいいから、

どれかの否定を解消していくことに力を注ぎます。

自分自身もそうですが、

苦しいときって、

自分だけがすべての不幸を背負っているように感じたり、

目先でに起こっている苦しいことから目を離せなくなってしまったり、

素直に相手の言葉を聞けなくて自分で拒絶したり、

大切な人を手放してしまったり、

自分で自分自身を追い込んでしまっている場合が多いです。

だからこそ、

違う視点を持つ方の話を聞くことが必要。

そうしているうちに、

自分自身の思い込みに気付き、

思考のクセを修正していくことができるようになる。

時間をかけてじっくりと話を聞いていきます。

だって、

一人ひとりがかけがえのない人間であり、仲間であるのだから。

大切にしたいのです。

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